癒し系を仕事にされる(している)方に。
スピリチュアルと言われるものや精神的な技法で人を癒したり慰めたりする仕事(いわゆる癒し系)で起業された方で、お金とのつきあい方がうまく行っていない人がいます。
この問題のひとつには、もともとこのような方は優しい部分をお持ちなので、お金を受け取ることができにくいというものがあります。
さらに奥底にはよく言われるように、「お金のブロック」があることが多いのですが、それよりもまず最初に認識しなければならないことがあると私は思っています。
それは、もしあなたが癒し系の仕事をしている場合、自分のやっていることが「商売「商い」「ビジネス」だと自分では思っているかどうかという点です。
こういう人たちは自分がやっていることを何だと思っているのかといえば、天使や精霊、宇宙や神の意志を伝えるもの、地球と人類を救うもの、人々へのサポート・対人援助などという意識でいます。
もちろんそのことは悪いことではありませんし、ある意味正しく高い目的意識だと言えましょう。
ただ、それは次元を異にした抽象的な世界(上の次元)での話であり、もう少し自分のやっていることに対して地上化・具体化しないといけないのです。
なぜならば、自分の行為はこの私たちが生きている世界での常識や考え方に沿う形まで落とし込まなければ、具体世界に「形」として現れることができないからです。「形」というのは物質やお金のことも指します。
そうして見た場合、あなたの技法や大きな目的が何であるにしろ、あなたが提供すること(もの)により交換の形でお金を人様から受け取っているのなら、それは間違いなく商売の一種と言えるのです。
「いえ、私はそうではないのです、サービスの対価のお金は自由に相手に設定してもらっています」というのではあれば、それはもう「寄付」や「ボランティア」の部類になってくるでしょう。
あなたはボランティアをやっているのか、商売をやっているのか、これを明確にしないといつまでたってもあいまいで中途半端な「仕事」となり、それに従ったお金しかあなたには交換されないことになります。
またそもそも「商売」に対して抵抗がある場合があります。
実は「お金の抵抗やブロック」というより、「商売に対しての無知」や「ブロック」「ネガティブな印象(記憶)」というものがこうした人の傾向の場合、多いと私は感じています。
これは親の仕事や思い(親の言っていた言葉や教育)にも影響されています。
親の収入口がいわゆるサラリーマン的なサラリー(給料)であった場合は、商売への偏見や無知が結構あります。
それが子としての自分に受け継がれているのです。
実のところ、今日書いていることは私自身のことでもありました。いまだブロックを完全に払拭したわけではありませんが、このことに気付いてからはようやく商売やビジネスの意識を持つようになり、お金も回り出しています。
しかし、商売に抵抗がある人でも悪いことばかりではありません。もともと商売への無知・抵抗があるので、いわゆるお金儲けだけに走る無軌道にはならずにすみます。
商売のしてはならない一線を越えないと言いますか、人としての歯止めがかかるということです。同じ商売するにしても、背景や思想に崇高なものを持つことも可能になります。
それが実のところ、最初の内は歯止めが強すぎて自分を縛ってしまうため、適切なバランスでの商いができずにいるわけです。
癒し系ビジネスを特にスモール規模で行っている人、自分のやっていることが何なのか、もう一度考えてみるとよいでしょう。
仰ること、よくわかります★
私も、改めて考えたいと思いました。
ありがとうございます★
>TBSラジオ・携帯サイトで毎日の開運法を占い中★キクテナさん
コメントありがとうございます。
いや、これはホント自分に対して書いていることです(^_^;) いつもこのような話になると「お金のブロック」という観点で語られるのですが、ちょっと疑問に思うこともあって考えていたのですね、そうするとむしろ「商売のブロック」ではないかと思いまして。まあ、それもつきつめればお金のブロックと言えるのかもですが。
目に見えないものの提供になるので
料金を頂くのは
本当に難しいですよね。
私の実家は祖母の代から商売の家系で
私は坂本龍馬大好き
商売大好きなので
仕事が楽しいのかもしれません。
最初は悩んだ時もありましたが
最近では占い料金以外に
お土産まで持ってきて下さる方も多くて
私の仕事は間違っていないよね~
て
有り難いなぁと感じています☆☆
大変だけど
やりがいのある仕事ですね☆☆
>マーシャさん
コメントありがとうございます。
商売の家系だったマーシャさんにも悩む時代はあったのですね。
いろいろと目に見えない形のもののサービスは難しいところがありますね。
今は皆さんに感謝されて、「やりがいのあるお仕事」であるのでしたら、本当にマーシャさんの「お仕事」なのだと思います。