縁の発生とは?

今日は「恋人」カードからのささやきです。(笑)


あなたは恋の縁にしろ仕事の縁にしろ、趣味の縁にしろ、ただ待っていればいいと思っていませんか?


あるいは、何となく自分の意志に関係なく訪れるものだと考えていませんか?


確かに、「縁は異なもの味なもの」ということわざがあるように、不思議で予測がつかないことがあります。特に恋の縁はそうしたところが濃い(恋)かもしれません。


しかし、タロットの「恋人」カードは語ります。


このカードは、カモワン流のタロット絵図・「タロットマンダラ」においては、6番目に当たります。


ということは、ここ(恋人カードの事柄)に行き着くまでには、少なくとも5段階の過程を経ているわけです。


そうして、ようやく恋人カード(の表すこと)に到達するのです。


そこまでは、「手品師」「斎王」「女帝」「皇帝」「法皇」という道のりがあるのですが、カモワンタロットを持っている人は、それらのカードと「恋人」カードとの違いに注目してみてください。


すると、「恋人」カードには人間ではない存在・天使が現れていることがわかるでしょう。


この天使はキューピッドでもあります。そう、キューピッドは人と人の間を(特に恋愛として)結びつける「縁」者のようなものです。


つまり、縁を生じさせるには、人間自身の行動と努力・過程がいるということです。


また「恋人」カード自身、天使の下には三人の人物が描かれており、やはり複数の人たちがいる中で縁が生じることが語られています。


言い換えれば、一人孤独に待っていても何も始まらないということです。


自分から行動したり、縁が起こる努力をしたりすることによって、キューピッドのいる世界に行くことができる、あるいはキューピッドを招き寄せることができると言えます。


そして、もうひとつ。


「努力してみたけれど結局縁がなかった」「ある人や事柄と自分との縁をつけることができなかった」という場合もあります。


それはまさに「今、タイミングではない」「現在のあなたに必要ではない縁だった」ということだと考えられます。


いわば、キューピッドの矢が放たれなかったか、放たれていたとしても、誰にも当たらなかったと想像できます。

もちろんあなた自身の状況の変化や成長によって再び縁が発生することもあるでしょうし、違った人やものとの縁も生じるかもしれません。


がんばってみたけれどダメだったというものは、ある程度天からのメッセージだと受け取ってもいいかと思います。


これに反して、何もせず、ただ「棚からぼた餅」的に「何とかなるだろう」「いつかは星の王子様が現れる」「私を救ってくれる人がコンタクトしてくれる」なんて思っていたら、まさしく無縁のままで生きることになりがちです。


ですから、縁はつけていくものだと考えましょう。

コメント

  1. ありのまま より:

    運命のひと(結婚相手)って、自然に出逢って棚ぼた的にすんなりとすべてがうまくいく勝手なイメージをもってました。
    ともだちに聞いても、なんとなくって言うし、、
    だけど、それなりに努力や行動も必要ですよねf^_^;

  2. >ありのままさん
    そうです、確かに「何となく」結婚ということになることは多いのですが、その前に何らかの行動と思いがあるはずです。でも強く思いすぎるのでもない、どこかで力を抜いたものにするのが鍵でしょうか。

  3. ありのまま より:

    >タロットであなたを変える 宮岡和宏さん
    そうですね~うまく力が抜けたときに結婚てなるんですかねf^_^;
    って、まだ恋人さえもいませんでした。苦笑

  4. >ありのままさん
    そうですね。まずはいろいろな人と縁をつけていくことを自分からされてみるとよいですよ。その過程や動き自体が縁を呼んでくることになると思います。まずは恋人ですね(^^;)

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