目に見えない世界の情報はこうして現れる。
昨日は、目に見えない情報もそれなりのルールに基づいている可能性があり、それが信じられれば目に見える情報とともに有効に機能する(活用することができる)というようなお話をしました。
では、目に見えない情報の現れ方、受け取り方、ルールとはどんなものなのでしょうか?
これがわかれば苦労はないわけですが、全部とは言えないまでも、ひとつの有力な表出方法(理解の方法でもあります)があります。
それは目に見えない情報は象徴(シンボル)の形で発信されており、だからこそ、こちらも象徴として理解しなければ(受け取らなければ)ならないということです。
たとえば、先日も私にはこんなことがありました。
このところ暑さで、私は家ではTシャツを着て作業しているのですが(^_^;)、その日は適当なものがなく、「もう何でもいいや」と思って、タンスの奥にあったシャツを取り出して着ました。
そのシャツはサッカーワールドカップの時のものでした。
そうしてお昼になったので、休憩しようとテレビをつけてみました。
普段私はテレビを見ることはほとんどないのですが、天気予報が気になったことともあって、何となくその時はつけてみたくなったのですね。
局はNHKで、番組は誰かをゲストに呼んでアナウンサーがいろいろと質問していくというものでした。
普段は歌手や女優などの芸能人が多いようですが、その日のゲストはなぜか前サッカー日本代表監督・岡ちゃんこと、岡田氏でした。
それで当然ながら岡ちゃんへはサッカーの質問になってくるわけですが、最後の方では今の岡田さんが何に取り組んでいるかの話にもなりました。
岡田さんは今、北海道のあの富良野塾(シナリオ作家の倉本氏主催の塾)の関係で、環境や人としてのあり方の問題などをテーマに、若い人に対して講義しているようでした。(岡田氏が環境や人間のあり方について学ばれ、活動されていたことは知っていましたが)
その時出たお話の中で、ある科学者のことが、岡田氏の口から飛び出てきました。
しかもさりげなくです。まさに偶然出たというような感じでした。アナウンサー側でも流してしまったほどです。
ところが、私はとても驚きました。なぜならば、その科学者の書いた本を、その日の昨日に私自身が偶然のような形で本屋で手にして、思わず購入していたからです。
この流れは私にとっては不思議な偶然が重なっています。
本屋で、ある本を手にしたこと、ワールドカップのTシャツを着たこと、サッカーに係わる人をテレビで見たこと(W杯で「二度」指揮した日本人監督です)、その人が自分が入手した本の著者の主張を語っていたこと・・・
ちなみに私の来ていたワールドカップのTシャツは2002のもので(古くて恐縮です・・・)、その時の日本代表監督はトルシエ氏でフランス人でした。
フランスは岡田さんが最初に指揮した時のW杯の大会でもあります。そして、私はマルセイユタロットをしています。もうひとついえば、トルシエ氏はフランスのマルセイユのチームを2002年以降指揮していた時期がありました。
単なる偶然といえば偶然ですが、これを偶然の必然と思うことが、実は目に見えない情報の受け取り方のひとつなのです。本人(私自身)しかわからない形であるということも重要なポイントです。
そう、いわゆるシンクロニシティを見る(意識する)という方法です。
偶然ではあるけれど、意味をもって連繋している、関連しているその「つながり」や「本質」を読み解くのです。
そしてその関連性を表すのが「象徴」なのです。
逆にいえば、象徴によって、意味のないと思われた事柄同士が意味をもって結びついてくるのです。
そこから、天や神・大いなる存在というものが、自分に何を示そうとしているのかを理解するわけです。
たとえば朝に鳥が二羽飛んでいたのを見たこと、お昼の食堂でコップがふたつ出てきたこと、帰りの電車で遅れが生じ、いつもとは違うルートで二回乗り換えなくてはならなかったことなどあれば、ここにシンボル・象徴として「2」という数が導き出され、それに意味をもたせれば、自分へのメッセージと取ることができます。
こういった「シンクロニシティに意味を見いだす」「象徴として世界を見る」というようなことは、通常の私たちの思考方法ではありません。
けれども、こうした別種の思考方法があるのだと思えば、あなたは違う世界からこの世を見る能力を獲得したに等しくなってきます。
ひとつの方面からの見方では解決しなかったことも、違う世界の視点から見れば氷解することもあります。
目に見えないことを信じられないのは、実は単に、その世界のルールや現れ方を理解する手段を知らないからに過ぎません。
もちろん目に見えない世界の情報を完璧に受け取り、解き明かすことは難しいでしょう。
しかしながら、象徴やシンクロニシティという形で現れ、受け取ることがひとつの方法だと思えば、まったく未知の世界ではなくなってきます。
この訓練をしたり、象徴そのものを理解したりするのにとても役立つのがタロットというわけなのです。
タロットを使えるようになれば、わさわざ自分の周囲に起こっていることを象徴として解釈することをしなくても、タロットを展開すればすでにタロットが象徴そのものでもあるので、それだけで目に見えない情報に迫ることができるのです。
すごいリンクしてますね!おもしろいですねえ☆
ほんとのそういう自分しかわからないシンクロってありますね。
やはり見えない世界からのメッセージ、何か意味あると考えたほうがいいですね。
>ありのままさん
実はこの記事に書いてあるシンクロは、まだまだあったのです。意識すると、誰にでもシンクロはいつも起こっていることに気がつきますよね。
>ロック大好き☆ことだま師×絵本セラピスト みなこ@愛知一宮さん
そうですね、「自分しかわからない」というところが面白いのですね。ある意味とても親切です。(笑) やはりシンクロはよくも悪くもメッセージと取ると納得できます。
逆の形で、悩んでいること、迷っている時にシンクロを探すと答えが見つかるということもありますね。
こんばんわ!最近はまとめ読みをしますので今夜のコメントになりました。
昨日は何気に寄った本屋さんで、気になる題名の本を見つけ、おもわず買い求めていました。
家に帰ってから夜までに読んでしまいました。フツーの主婦がチャネラーになってしまうという内容です。ここ2年程の自分とよく似ています。(色々とワークを受けまくる)学院の都合で待機中の連絡が今日来て、迷い気味な気持ちが払拭された気がします。自分のためだけでも、タロットは続けようと思ってはいました。
>terimuさん
偶然見つけた本というのは結構シンクロというか、大きな自分へのメッセージであることが大きいですよね。
私など、そのパターンがほとんど人生の節目で起きています。まさに困った時の本屋さん頼み(笑)でしょうか。
タロットはterimuさんにとっても何か意味が深くあるように感じますので、継続して学ばれるとよいと思います。ただ学ぶ方法はひとつではなく、いろいろとありますね。
ありがとうございます。昨夜は遅くなり、あわてて自分のことだけを書いてしまいました。本はそういうことが多いですね。兵庫って大阪よりも遠いんですね。いつか宮岡さんの授業も受けさせてもらえたら・・などと考えますが、この景気低迷ではしばらく無理そうで・・あれこれと下手の横好きで、そろそろ引き締めなくてはと考えてはいます。(//・_・//)
>terimuさん
遠方の方にはスカイプ講義がありますので(何人かすでに受けていらっしゃいます)、そちらももしよろしければご検討ください。
いろいろと興味を持たれるのはいいことだと思いますよ。
そして確かに。それらを収束させていく段階や時期というのも必要ですね。