忙しいことで意識的な充実の実感を得られている人はよいのですが、忙しくすること自体が目的となっていたり、多忙になったあたりから些細なトラブルが頻発してきている人は問題です。そんな人は、いわば、“時間のマリオネット状態”になっているといえるでしょう。早く重なる仕事を終わらせたいという焦る気持ちが、とらわれの心となっているのです。