行き詰まっている時には
今の時点で苦しい、何か問題がある、選択や決断がどうしてもできないという場合、その突破口として考えられることは何でしょうか?
タロット的に見た時、私はそれは、これまでとは次元の異なる自分になることだと思っています。
つまり、簡単にいえば、今悩んでいるのは、まさに「今のあなた」でいるから困っているのであり、あなたが今のあなたでなくなれば、その問題の見え方も変わってくるということです。
そして結局、問題が問題ですらなくなるのです。
たとえば「この仕事や生き方しかない」と思っている現在のあなたが、何らかの形で、「違う仕事・生き方もある」という考えに変化すれば、今の仕事の悩みもあっさり解決するかもしれません。
また相手の心や立場など考えてもみなかった人が、そうしたことに配慮するようになって、たちまちのうちに関係が改善されたということもあるでしょう。
私たちは問題解決や何かの選択に迫られた時は、二通りの方法で対処しようとします。
ひとつは、これまでの次元・レベルのままで、自分の経験やほかの知識・意見を取り入れていくやり方、そしてもうひとつは、自分の次元・レベルをこれまでより超越させていく方法です。
ほとんど人は前者で行ってしまいます。特に緊急を要する場合や余裕のない時にはこの方法(前者)は、ある面、仕方のないところもあるでしょう。
しかし、結局それでは一時しのぎであって、根本的な解決になっていないこともあります。
自分のレベルが上がると視点は拡大され、「どうしてこれまであんなことで悩んでいたのだろう?」と今までの自分の悩みがうそのように消えていくことが多いものです。
海中で囲いのある網に入ってしまった魚の視点と、人間になった魚(魚は人間にはならないですが・・・仮にこうします)の視点との違いといえばわかりやすいでしょうか。
網の中にとらえられた魚は、「なぜ急に自由が失われたのか」は理解できないでしょう。網には気付いてもわけがわからず、ただグルグル網を周回することになります。
しかし人間になった魚から見れば、全体の網の構造、海との位置関係、そして脱出方法さえ一瞬でわかるはずです。
カモワン版マルセイユタロットの絵図タロットマンダラにおいて、「恋人」「13」「審判」というカードの縦列があります。
同じ次元で意見を聞き合っているのは「恋人」のカードのレベルです。ここから次元変革を試みるのが「13」であり、変革を果たして次元が上昇したのが「審判」です。
「審判」になりますと、天使の声をダイレクトに聴くことがてきます。(あくまで天使というのは象徴の話であり、通常レベルを超えたということを、この場合は表します)
その時、選択は自ず(おのず)から天の意志にかない、迷いなく天に向かって自分を立たせることができます。
次元を上げるには「13」の経験を成すことや、自分から「13」として変化・変容を恐れないことです。
逆にいえば、次元を上昇させるためには「13」のような苦しい体験・厳しい経験も必要だということかもしれず、今苦しみ・悩んでいる人にも希望が出てきます。
そしてタロットマンダラでは「恋人」の両サイドに位置する、「法皇」と「戦車」のような、自分より高い次元で教えを行う人や成功者と呼ばれる人と接することで、自分のレベルを変えていくことも可能です。
現在、袋小路に陥っている人、自分の次元を上げるために学び、経験をしてみましょう。
面白いですね。
なんかブログの言葉から生きるヒントをもらってるみたいな感じがしました。
もうちょっとでブレイクスルーって感じてるので、いただいたヒントで頑張ってみたいです。
>人材定着・サービス向上 医療・福祉人事労務コンサルやまださん
コメントありがとうございます。
ブレイクスルーにあと一歩なのですね、おそらくタロットでいうと13(これはさなぎ状態も表します)の変容が終わりつつあり、まさに生まれ変わろうとされている時なのではと拝察いたします。もう光はすぐそこですね!