豊かさワークを例にした四大元素

昨日は四大元素ということについてお話しました。


今日もそれに関連するお話です。



ところで、皆さん、自分にとってリッチなイメージとはどんなものでしょうか?


これ、案外、人によって違うものなんですね。


たとえば、豪邸に住んでいることがリッチだと思う人もいれば、海外旅行をしていることが豊かだと思っている人、おいしいものをどんどん食べられるのが裕福だと考えている人もいるでしょう。


もちろんもっと精神的で大きな意味で、世界中の人が喜びであふれかえっている状態が豊かであると思う人もいるかもしれません。


ですが、ここで想像していただきたいのは、もう少し個別で具体的なことです。


言ってみれば、何をしている(どんな状態である)とあなたは豊かに思うかということです。


私はこれを考えてみた時、豪華な船に乗っている時がそう思うのではとイメージできました。


妻に聞いてみると、果物がたくさん実っている状態(果物かごにあふれている)がそうだと言いました。


このイメージがなぜ、あるいは何から出ているのかについては追求しませんが、とにかく、このように人によって異なるリッチイメージが登場してきます。


いわばこれがイメージの源泉のようなもので、四大元素でいえば「」だとも言えます。風のようにあるところから息吹が発生したようなものです。


それで、当然ながらそのイメージを持ってひたるとするのなら、自分で豊かだと思っているイメージですから、気持ちとしても豊かになってくるでしょう。


満たされているような感覚ですね。ここからこれが「」だととらえられます。


そこで、実際はなかなかそのイメージのことを実現できない自分に気がつくわけですが、それはやはりお金がそのようなことをするのには少ないか、ネックになっているかだと思います。


つまりはやはり現実(お金)と対比しているので、これが「地(土)」と言えます。(堅い安定したものというイメージで「地」)


それでも、ひとまず現実「地」のことは置いておいて、自分が抱いたリッチイメージに近いことができないだろうかと考えてみます。


考えるというそのものが思考の「」を象徴し、火がついたように燃え上がって変化していく意味で「」としての「行動」に結びついてきます。


たとえば、私の場合だったら豪華客船とはいえないまでも「船に乗ること」が近い行為になるかしもれませんし、海外旅行していることがリッチと思う人ならば、国内でもいいので旅行をしてみるということになります。


似たような行動ではまるっきり意味が違うと思うかもしれませんが、ここで何が大切なのかと言えば、心・感情である「水」なのです。


規模が縮小されたとはいえ、似たようなことを行うことで、気持ちとしての「水」は器は小さくても同じものを映し出すのです。


それは結局、上記の例で言うと「豊か」だと感じる心ということになります。


そして小さいながらも着実な豊かさに向けたバイブレーションが発させられ、それは「地」として現実化へと進む作用と元になります。


何を言っているのかいえば、物事を四大元素でとらえ、それを相互に結びつけていくことを意識的にすればすべてが統合化し、レベルや規模の大小はあれど、具現化することが早まるということです。


四大元素によって「世界」や「物事」を作り出す行為に近いです。言ってみれば自分が小さな創造の「神」であり、錬金術師なのです。


ただ四大元素に物事を還元していく力、思考が普通はわかりません。知識と経験がないからです。


それを学ぶのは西洋古代哲学ということになるでしょう。タロットや占星術、カバラーなどがこれに当てはまってくるわけです。


あ、ちなみに私もまだまだ小さな錬金術師(知識)レベルで、国家錬金術師レベルにはほど遠いです。(すみません、アニメネタです(^_^;))

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Top