大阪駅リニューアルで。

関西の人はご存じだと思いますが、5/4にJR大阪駅周辺が新しくなりました。「大阪ステーションシティ」と名付けられているように、ひとつの街が出現したかのような大規模な改修です。


GW中ともあって、かなりの人出があります。


私もGWのお出かけとして京都と大阪にいましたので、帰りに寄ってみましたが、オープン当初の混乱を避ける意味か、ほとんど交通整理状態で自由にまだ動けない感じでした。


それで警備員の誘導のままに上に上がるエスカレータに乗りました。


人はとにかく新しい施設には上に上がりたがるものです。(笑)


それでぼんやりと新しくなった大阪駅を見ておりました。(駅は空港ぽく、少し欧風モダン調です)


と、その時、数枚のタロットからのささやきがありました。(笑)


大阪駅、このように大きなリニューアルが行われると、おそらく今まで梅田(大阪駅周辺の地域名)界隈に詳しかった人も、いきなり不案内、初めて訪れた場所のようになってしまったことでしょう。


現に何度も大阪駅には来ている私も、まったくこれまでのルートが通用しないことに気がつきました。


しばらくは、関西人でさえも大阪駅は見知らぬ土地となっているのです。


ということは新鮮であるということです。当たり前のようですが、このことは重要です。


今まで当然のように思っていた場所のイメージ、知識なとが変わってくるので、それは違った視点を供給します。


実際にノースゲートビルディングから北方向を見る大阪の景色は、私にも今までとは異なった印象を抱かせました。


これは「手品師」のテーブルを「吊るし」で見ているようなもの(「吊るし」の木に囲まれている「四角」と、「手品師」のテーブルの「四角」が共通)なのです。(カモワン版マルセイユタロットで説明)


その時、「手品師」はまた新しい手品や方法を発見するかもしれません。


そして、今みんなが新鮮であるということは、逆に言えば誰もがよくわからない、経験がないとうことになりますので、いち早く自分のなじみや蓄積を増やしていくと、今度は自分のアイデアとして人に提供していくこともできるようになります。


それはいろいろな意味でチャンスだとも言えます。(ここまで述べてきたことは、「手品師」「斎王」「女帝」そして「運命の輪」につながります)


このことを少し次元を落としてわかりやすく言うと、ある男の子が新しくなった大阪駅を何度も訪問して、自分なりの経験を増やせば、今度彼女とのデートに有効に使えるということです。


この場合でも、雑誌やネットや紹介しているようなありきたりの情報ではなく、自分の足で赴き、自分の目で見たことが重要です。


そこに独創性と個性的なインスピレーションが起きるからです。


未経験・未体験の前では誰でも平等であることは、「手品師」と「正義」によってタロットでも語られていることです。


ということは、いつも新しいことにチャレンジしたり、好奇心を向けたりしていく人は、リセットのような新鮮味と平等感がその都度働き、初心に戻る公平感と謙虚さを味わうことになって、古ぼけないということになります。

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