タロットの不思議な作用
秋からゆったりペースでタロットを教えて行こうと思っていたのですが、いろいろと受講希望を受け入れていましたら、気がつけばまたほとんど休みがなくなってきました。(^_^;) まあ、自分の研修的な時間もありますので、それを入れての話ですが。。。
ということでタロット講座受講などのお問い合せもいただくのですが、年内はほとんど余裕のない状態です。
受講生の方からも、「講義、疲れませんか?」とよく聞かれるのですが、ことタロットの話をしている時に限ってはとても元気です。ただ、さすがに最近は多忙なので講義外の時間ではへばっている時はあります・・・(苦笑)
講義の時に元気なのは不思議なのですが、これはもしかすると私の力ではなく、タロットからのエネルギーが流入しているのかもしれません。実際講義の時にはそう感じることがあります。タロットに助けてもらっている感覚ですね。
さていつもこのブログではタロットを比較的まじめに、心理的な要素を中心にして語っているのですが、今日はちょっと雰囲気を変えて、自分の経験する「タロットの不思議さ」を書いてみたいと思います。
私はタロットとそんなに長く接してきたわけではありません。マルセイユタロットと出会って、せいぜい10年です。
中には幼少の頃からタロットに親しまれ、占い師の方などは20年も30年もタロットを使ってきたという方も少なくありません。そういう方からすれば、私のタロットの歴史など浅いものでしょう。
でもそんな私でもタロットを地道にコツコツとやっていますと、段々と普通ではない感覚も出てきます。(言っておきますが、もともと私は霊感などはない質です)
たとえば最初は単なる紙に描かれた絵のような認識でいたタロットでも、やがてそれが生命のある生き物のように息づいているように感じてきます。
時には立体的にタロットの絵柄(人物)が浮かび上がり、まるでホログラフィーを見ているかのようにタロットの人物が語り出すのを見ていたこともあります。
このようにマルセイユタロットになじんでくると、多かれ少なかれ2次元から3次元、そして時間空間を超えたような次元を入れての5次元のような感覚が出てくることがあります。
そして次にどうなるのかといえば、同じようにタロットのような2次元的なのものが3次元としての実際に近い感覚に変化してきます。
たとえて言えば、普段見ている絵が立体化して生身のように感じるということです。
私はもともとアニメが好きでしたが、最近はアニメを見ているとかなり感じがライブ(実際)に近いものになってきて、自分がその絵の中に入っているかのようになり、感動も以前より半端ないものになってきています。(笑)
これは文字を読んでいてもそうです。文字から想起されるイメージが人間にはありますが、それがやはり生々しく実感を伴ってくるようになるのですね。
ただまったく記憶していないもの、材料として思い当たる節がないもの(つまり自分が経験してないもの、味わっていないもの)、はなかなかそうはなりません。
ということは、タロットは自分の3次元の体験を象徴によって強化し、別の事柄でも思い起こさせる作用があるということにもなります。
もっといえば四大元素を分解して他の物に再構成させる力があるということです。この力はイメージを実現させる元となります。やや怖いところもあるので、意識しては使っていません。
ここまで来ると、もはやタロットは単なる絵を確実に超えたものとなります。
タロットは皆さんが思っている以上に「超」のつく能力を開発させるツールなのです。そのことを私は実感してきています。
しかしながらそれは単なる過程のひとつでしかありません。目的はあくま総合的な人間性の統合であり、霊性の向上にあるのです。
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