愛の灯があなたを照らす。
人は誰でも苦しいこと、つらいこと、悲しいことを経験しています。
また人からみればそうでないように見えても、自分なりに精一杯やっています。
もちろん反対に手を抜いたり、さぼったり、怠惰になったりしていることもありますが、基本的にはほとんどの人は一生懸命やっているものです。
そんな中、やはり長い人生で息切れを起こしたり、どうしようもなくつらく、疲れてしまったりする時期はあります。
こんな時どうすればよいのかです。
解決法とはいえませんが、たった一人、あるいは唯一と言ってもよい、本当に心から愛を感じられる人や事柄を経験していること、あるいは持っていることが癒しに大きな効果をもたらすと思っています。
そうすれば険しく困難に思える人生も、その愛の光・灯で自分の心を照らすことができ、遭難や沈没をせずに済みます。
問題はそうした人や事柄に遭遇できにくいことかもしれません。
それでも、今ではなく、もっと過去に遡ったり、あるいは常識を超える見方や発想を持ったりすると、意外にもその愛や光に気がつくことがあります。
あまりにも日常に埋没してしまって、ぬくもりのような体験や経験を忘れてしまっていることもあるのです。
また常識で凝り固まった考え方でいると、あなたに注がれている愛の形を見逃してしまうことがあります。
ですから、たとえば亡くなった人、自然、動物などを観たり思ったりして、そこからの愛を感じてみるなどのことをするとよいでしょう。
あるいはいわゆるスピリチュアルという視点を自分に入れれば、時空を超えてあなたに流れされている愛の表現を感じることもできるかもしれません。
それから、自分がもらうだけではなく、まず誰かに心の底から愛を与えよう、受け入れようとすることでも、逆にあなた自身に流入してくる愛に気がつくこともできます。
愛を与えることのできる自分に気がつくことで、その愛がどこから来ているかを考察することで真の発見があるからです。
こうした経験がひとつでもあれば、どんな場合てもそのこと思い出せばハートは温かくなり、生きる希望がわいてきます。
いわばあなた自身が生きるに値することを「愛すること」「愛されていること」で感じるのです。(「愛すること」をあえて先に書いています)
マルセイユタロットでは受け入れることの重要性、愛することの大切さはいろいろなカードで示されています。
カードからのエネルギーを感じてみることも、愛の表現(流入と流出)につながることでしょう。
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