タロット講師としての思い。
私はタロット講座の講師をしていますが、本当にこの講師というのは自分でも好きな仕事だと思いますし、生徒さん・受講生の方が愛おしくて、いつも気持ちが愛あふれる感じになります。(そんな風に見えないかもしれませんが・・・(笑))
私のブログのタイトルに仰々しく「愛」と入れているのも、もしかするとそのことがあるからかもしれません。(実を話せば、もともとこのタイトルはちょっと恥ずかしくて使いたくないと思っていたのですが、周囲から「いいんじゃない!」と言われたので採用しています(^_^;))
とはいえ、私も人間です。教壇から離れればわがままもありますし、利己的な部分も当然出てくることもあります。
本当に「人にものを教える人間なのか」と自分で内省することもしばしばです。嫁さんからはいつも怒られますし、「愛が少ない!」とツッコまれます。(苦笑)
でも、ひとたびタロットを通して伝える・教えるということをし始めると自分の利己的な部分は少なくなり、愛が大きくなるのを感じます。大げさにいえば人の神性部分にふれるような感覚です。
これは私の扱うマルセイユタロットに流れる教義による影響も大きいと考えられます。それはタロットを人間完成の道、神性を認識するためのツールとして観るというものだからです。
そのことを伝えるのに、私自身が愛をもっていなくてはならないですし、またそれは実は私だけではなく、受講される皆さんにも、いや人が全員持っているものだと言えるのです。
ただ私の例でもあるように、環境や場面・状況によってそれが出やすい場合(場面)と出にくい場合が誰にでもあるということなのです。
たまたま私の場合は、マルセイユタロットを伝えたり、リーディングしたりする時に出やすい傾向にあるのですね。
このことからわかるように、皆さんもそれぞれに自分の愛や神性が発動しやすいフィールド・状況・ツールがあるはずです。
それは家族と過ごしている時なのか、仕事をしている時なのか、ペットとの時間なのか、人にとって様々であり、それが個性ともいえ、自分に与えられた天命や生き甲斐のヒントにもなるでしょう。
私は皆さんにタロットを教えていますが、タロットを好きになってもらったり、タロットリーディングができたりすることが目的ではありません。(それはそれでうれしいですが)
本当の目的は皆さんにある神性や愛を、消えているのなら再び着火し、小さくなっているのならもっと大きくし、すでに大きく燃え上がっているのなら、それを社会や人に伝達していくようになってもらうことなのです。
一言で言えば、自分の人生に喜びと価値を見いだし、「人生捨てたものではないよ」という前向きな姿勢になってもらうことです。
とはいえ私も普通の人間ですので、この火が大小、ゆらゆら・ふらふら揺らめくことが普通にあります。
けれども皆さんとともに学び、気づきを深めていくことで、不思議といつも大きな火となって燃え上がることができるのです。
つまり、私自身も皆さんから神性と愛の火をもらっているのです。皆さん、本当にありがとうございます。
宮岡さんの講座は、感覚ではなく、理論立てて説明をされているので、誰でも理解することができます。この辺りは、ご自身の才能だと、思いますよ(^^)v
>3と21のタロットリーダー☆しょういちさん
ありがとうございます。タロットなどは見えない世界のことが多いので、それを説明するには、その世界なりの論理でとらえることを心がけています。