あなたの人生に訪れる役者たち。
あなたの過去をちょっと振り返ってみてください。
人生のシーンにおいて、当然ながらいろいろな人と関わってきたはずです。
その中にはあなたに大きな影響やインパクトを与えた人物がいるでしょう。
それは何もいい影響だけではなく、悪い意味でのインパクトも含みます。
ところが、私も最近気がついたのですが、そういう人たちは実はあるパターンをもって登場してきています。
それは、「役割が同じだけで、演じる人物が入れ替わる」という法則です。
あなたを悪く言う人、あなたを支える人、あなたを愛する人、あなたに良くも悪くも心痛をもたらせる人、あなたに変革をもたらせる人、あにたに知識を与える人など・・・それぞれ時代やシーン、人も違うのですが、本当は役割としては決まっているように感じるのです。
このことはマルセイユタロットの大アルカナを見ている時にひらめきが訪れました。
いわばタロットでいえば大アルカナ22枚の役柄に関する人物が、時を越え、場所を変え、実際の人間を変えてあなたの人生に再三登場してくるのです。
しかもおそるべきことに、ある規則や法則に基づき、自分の認識・学びに応じてレベルを変えてくるのです。
たとえばタロットでいえば、「恋人」カード(実際にあなたの恋人のこともあります)かと思えば、次は「13」(恋人だけれども苦しみや試練を与える人、片想いの人など)であったり、別の機会では「審判」(結婚して家族になる恋人)であったりするということです。
その役割が一本の柱として何かしら共通しながら、自分の意識レベルや学びに応じて「恋人」になったり、「審判」になったりするのです。
結局、みんな自分の意識を高めるための役柄を人はお互いで演じ、相互に影響を及ぼしあい、おのおのと全体の進化(進化)に寄与して、愛を拡大していくのでしょう。
ですから、今後ある強い影響を持つ人と出会っても、それはある種の学びのパターン役(演劇の役)だと認識し、その人物がどの役のパターンなのか識別して、以前の同様な役よりレベルが上がっているかどうか確認するとよいのです。
同じ役柄なのに以前よりも何かひどい人物や強烈な人物になっているとしたら、あなたのレベルが何らかの形で下がっているか、あるいはもっと変革することを要求されているのかもしれません。
こう思えば、人や人生、そして世界は何と面白いことかと感じるのです。
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