心と物質 象徴表現
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では本日の記事です。
以前 物質も精神もエネルギーとして見ると同じであるというお話をしました。
そうすると、心を物質的にとらえることも可能です。
象徴的表現では、物質と心(精神)が比喩的に同様に語られることがあります。
よく歌や詩の世界などでは使われる技法ですね。たとえば「心が軽い」とか、「思い出や悲しみをバックに詰め込んで旅立つ」とか、まあいろいろです。(笑)
このことは象徴を理解するうえでも実は結構重要なのですが、それについてはまたの機会に譲るとしまして、心の物理的表現からわかることを述べます。
心を物理的な表現でたとえると、先述した「軽い」、そしてその逆の「重い」、さらには「固い」「柔らかい」ということが浮かんでくるでしょう。
これをエネルギー(の状態)だと考えれば、心のこの物理的表現はある意味真実ではないかと思えてきます。
つまり心が軽いのも固いのも、ある種のエネルギー状態や波動・周波数の違いを表しているのだということです。
ですから実際に心は固くなったり柔らくなったりすることでもあるのです。(エネルギーが物質としても同じであるならば)
だからこそ、固い心は物質にも通じ、体にも物質(異物)を作るとも考えられます。
モノが固い場合、これを壊したり柔らかくしたりするにはどうすればよいと思いますか?
おそらく何か強い衝撃か、火や水のような熱・圧力のような周囲からの働きかけが必要でしょう。
心も同じと考えれば、柔軟性を失い固くなった心には強い衝撃や圧力、変化、手助けがいるものと推測されます。
それがいわゆる人生においてのインパクトある事件や問題となって現れてくるのです。また人との関わりによる変転・変貌・救済も象徴するでしょう。ただこれは私たちがほとんど何もしていない状態で受動的な時に、外から変化・変容を迫られる場合です。
人には外だけでなく内側から変化を起こす能力が備わっています。自家発電みたいなものです。
いわば自らが波動やエネルギーを変えることができるのです。それは神性を人が有しているからです。人が神と同質のものを持つとするのならば、神のエネルギーや能力と同じ表現が可能です。
それは一言でいうならば、「創造」性です。神の火花・インスピレーション・啓示とも言えるかもしれません。霊性やスピリットとも表現できるでしょう。
こうした力とつながった(自らに在ることを自覚した)時、覚醒が起き、内なるエネルギーの変質が生じるのです。時には奇跡のように見える現象も生じます。
このようにして心に変化が起き、その影響は物質や現実にも広がっていきます。なぜならば心も物質もエネルギーとして同じで、表現や質の違いだけであると考えられるからです。
ちなみにマルセイユタロットカードの絵柄とその象徴には、このエネルギーの変動に関わる秘密が隠されているように感じます。
あるカードを偶然引いたように見えても、カードがある種のエネルギーを表し、自分もまた今、あるエネルギー状態にあり、それらが関連してカードと自分(の問題・課題・状態)が引き合うと想定されるのです。
(ただし、より正確になるためには、自身と神とのスピリットにつながる必要があります)
それゆえに、今の自分にぴったりのカードが登場したり、カードによる癒しや解決が生じたりすると考えられるのです。
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