マルセイユタロットに導かれる人たち。

8/25から東京でマルセイユタロットの基礎講座
(ハイクラス相当)を開講いたします。まだ定員に空きがありますので、ご興味のある方はこちらの記事
をご覧いただき、お問い合せ・お申込みください。この講座ならではの内容も予定しています。

さて、その基礎講座のほかに、いくつかの種類のマルセイユタロットの講座を私は行っているわけですが、まず講座で私が特にお伝えしたいことは、タロットは占いだけの道具ではないということです。

講座でもカルチャーセンターから入られる方は、気軽に「占いのお勉強でもしてみようかしら」と受講されるパターンが多いですので(それは悪いわけではなく、むしろ好奇心や興味が豊富ということでよいことです)、占いをあまり教えない私の講座内容には面食らう方もいらっしゃいます。

タロット、特にマルセイユタロットは深くは霊的な成長を図るツールであり、心理的には考え方やモノの見方を大きく変えたり、囚われから解放したりするシステムをもっています。

極端にスピリチュアルな方向に行かなくても、マルセイユタロットにふれ、学べば心理的という側面だけでもかなりの実際的な効果を得ることができます。

少なくとも、自分をカードの絵柄と象徴を通して見つめ直すことができます。そういう(自分を見つめ直す)機会は多いようで、実はほとんど持てないのが私たちの日常生活だからです。

またここでは深くは説明しませんが、マルセイユタロットは絵柄に幾何学的な、ある特殊な構図と配置がなされているので、眺めているだけで、まるでパワースポット特別な聖域に降り立ったかのような影響と効果を私たちにもたらすことがあります。

そしてこれはあまり最初は自覚がないところですが、マルセイユタロットを学ばれる方は、初めは単なる偶然や何気ないきっかけであったとしても、裏には無意識的な自分の魂の選択が働いていることが多いと私は感じています。

また自分の選択ではあるのですが、高次の力や縁が働いている場合もあります。

これはカードでいえばまさに「恋人」なのです。マルセイユタロットを学ばれている人は、「恋人」の数の前後に「法皇」と「戦車」が来ていることなどを見ると、さらに面白い気づきがあるでしょう。

ともかくも、自分の表面的な気持ちやきっかけで選んだと思った「マルセイユタロット講座」が、実は自分の奥深くの変動や変化のタイミング魂の希求であったということはあるのです。

その証拠に、たとえカルチャーセンターであったとしても、多くの受講生の方が、なにがしかの変革期に来ていることが多くあります。

自分を今までよりももっと向上させたい、何かこれまでとは違う幸せの考え方・思い方・あり方があるはずだと感じているケースがよく見受けられるのです。

マルセイユタロットの波動は、そんな方の波動をキャッチし、合流させ、あなたをマルセイユタロット(に流れる叡智)に誘おうとします。それはあなた自身の中の魂や神性の部分の導きでもあるのです。

占いレベルを超えたものがマルセイユタロットにはあります。本来タロットは、そのような自分を高めるために人類にプレゼントされた宝・秘伝の書物のようなものだと考えられます。

すでに世界、特に日本は大きな内的(外的)な変容が始まっていると感じます。

こうしたこれからが一見不確定とも思える時代に、逆説的ですが、指針となるのは古代の叡智なのです。マルセイユタロットはそれらを私たちに思い起こさせる作用があると想定できます。

スピリチュアル的には、「世界を変えるにはまず自分から変えなくてはならない」と言われます。それは自分の中に宇宙があるという考えからも言えることです。

従って、自分の改革や解放に取り組む時、小さなことのようでいて、実は大きな変革を自身は世界にもたらせているのです。

私の講座ではリーディング実践練習も含めて、何度も自分自身の課題や問題についてタロットを展開していきます。これはいわば自分がカードの「愚者」となって旅をすることに似ています。

そうしてひとつの講座が終わる頃には受容した知識とこれまでの経験、タロットの示唆が融合し、新しい自分が誕生していることに気がつきます。

修了直後は自覚できなくても(ちょうど羽化した羽がまだ柔らかい状態とたとえることができます)、しばらくすれば変容している自分を知覚することができ、行動も変わってきます。

行動が変われば、結果も変化しますので、あなたの世界はまたひとつの完成を迎え、そしてまた次のステップや次元へと進んでいくことになるのです。

あなたはマルセイユタロットに導かれる人でしょうか?

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