ある講演会に参加して。
今日は、とあるセミナーと言いますか、講演会に参加してきました。
誰の講演会は、メルマガを登録された方には以前ご案内申し上げたので、わかると思います。
私自身は普段、タロットを通じて人にモノを教える立場の人間ですが、逆にあるメソッドや考え方を学ぶ側になることを経験することもあります。
それは学びは人を謙虚にし、新たな視点を獲得できることでもあるからです。
と、同時に、私の場合、さらに自分の扱い教えている「タロット」に還元することができ、さらにはいろいろな立場・角度からタロットに当てはめて考えてみることにより、タロットが示唆する真理のようなもをそれまで以上に明確に浮かび上がらせることができるのではないかと観ていることもあります。
マルセイユタロットを学んだ後では、結局のところ、様々な方法や教え・考えに接しても、優れたものほどタロットの伝えるものとほぼ同様であることがわかります。
それはタロットとほかのものと比べて、その優劣や正誤を言いたいのではなく、どれも表現を違えて、ある真実や宇宙のルールのようなものが語られるということなのです。
皆さん、それぞれに得意なもので「表現」し、「神」や「完全」に近づき、「成長」「発展」することを個性をもって語られているのです。
私にとってその「表現方法」は今のところ、「マルセイユタロット」であるということなのです。それが今日も確認できたことでした。
ところで、本日のセミナーで面白かったのは、内容もそうなのですが、語る講師を観ていますと、ある時からオーラのようなものが感じられ、それをタロットのフィルターを通してみますと、この講師が(本日)表現しているものが「節制」であることがわかってきました。
「なるほど」と思いました。というのも、この講師はまさにバランスと浄化(解消・中和)を語る方だからです。一見内容的には「バランス」なので「正義」に思えますが、「節制」であることが鍵なのです。これはタロットマンダラにも関係していると言えましょう。
本日の講演には私のかつてのタロットの受講生の方・Nさんが来られていました。帰りの道すがら、Nさんともお話をしましたが、講演の中で話されたエピソードから私が気付いた、タロットに関連する面白い気付きをお伝えしました。Nさんにとってもおそらく意味のあるものなので、タロットの精霊からのプレゼントだったような気がします。
このようにセミナーや講演会に出たとしても、およそ、その内容とはかけ離れたメッセージや気づきが、タロットを学んだり、精神世界を学んだりして常識を超えた発想を持つようになると起きることがあります。
それは意外に重要なこともあります。
何がよくて何が悪いのかなど実はわかりにくいもので、本来はそのどちらでもないものですが、最初はまったく悪いと思っていても、その逆になることも人生では多いものです。
タロットにより多角的視点を持つと、そういうことが多くなってくるのです。
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