神と神を響かせる
中京圏の方に予告しておきます。
来年(2014年)、2月から3月にかけて、マルセイユタロット基礎講座ハイクラス仕様を名古屋で開催予定となりました。
受講を検討していても、関西に来ることが難しかった方は、是非この機会をご利用ください。初の中京圏開催ということで、通常よりも割引の特別価格でのご提供になると思います。
詳細は近いうちにブログでお知らせいたしますので、注目しておいてください。
では本日の記事です。
今日、ふとタロットを見ていて降りてきた言葉が「神と神を響かせる」というものでした。
あ、降りてきた・・というと、妙なものに憑依されているとか、逆に神や天使とコミュニケーションしているとか思う人がいるでしょうが、すべて正解かもしれませんし、そうでもないかもしれません。(笑)
現実的な言い方が好きな人は、自分の記憶から、一見無関係な言葉と概念が、普段と違う意識になることによって脳内で結びつき、浮上してきてアイデアとなった・・と言ってもよいです。
まあ、そういった、インスピレーションやアイデアが湧きやすいのがタロットのいいところでもあります。
ともあれ、さきほどの言葉「神と神を響かせる」です。
私がこの時理解したのは、神とは、ひとつには自分の中の神性、そしてもうひとつは外側の神表現です。外側の神表現とは、自然とか環境とか他人とか、見たり感じたりしているすべてのことを言います。
日本人は八百万の神と言い表して、あらゆるものに神性を見てきました。まあこの場合は、神性レベルにもばらつきがあり、いわば人間とは異なる何か、次元の違い、エネルギーの質の異なりを神と表現していたと言え、少しニュアンスは違っているかもしれません。
いずれにしても、自然に対して何かを見ていたわけです。
そして、神(内)と神(外)を響かせるためには、まず外において(見たもの、経験するものに対して)、神性なる尊さ・すばらしさ・驚嘆・感動など、偉大な何かを感じることがよいと思います。
「ああ、すごい!」「これはいいなあ・・」「感動する・・」みたいな言葉が出た時がチャンスです。
その時、ただ感動しているだけではなく、自分の方(内側)に注目します。すると、そもそもすばらしいと感じる「感性」が自分にあることがわかります。
そう思っている自分がいるのは、そう思える、反応できる、評価できる自分があるからです。もっと言うと、同じもの・同じ性質があるから響き合うことができるのです。
その価値がわかる時は、その価値について知っていないとなりません。知っている・理解していることが、認めることにつながります。
だからあなたはすでに知っているのです。外に神だと思えることがあったのなら、それはあなた(の内側)に神性があるからです。
そして感動した時に響いている部分・その何かをよく観察してみましょう。確かに「それ」はあり、鼓動のように共鳴していることに気がつきます。
そうすると内と外の境目がなく、自他の同一感が増します。軽い瞑想とも言えますし、大げさに言えば宇宙との一体感のスモールステップみたいなものとなります。
これを続けていくと、外は神で満たされている世界のように感じますし、自分の神性部分への覚醒も拡大してくようになってきます。
まあ、そうは言っても、またすぐにいわゆる人間的な部分に戻ることは戻りますが(苦笑)、それでも一度気付いた部分は、また再発見しやすいという特徴があるのがよいのです。
またダイレクトにこうして内と外を見ていくのもいいのですが、仲介役として、同じ性質の表現の違いのものを入れてみると、さらに進みませやすくなります。
そのツールがマルセイユタロットとなるのです。神性の発露や気づきための道具と言われるマルセイユタロットは、使ってみるとその効果を実感できます。
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