移動してのタロットリーディング
どういうわけか、インスピレーションが来ますので、前回から引き続き、選択・決断シリーズみたいになります。
前回はタロットを用いて物事を決める時の設定についてお話しました。
今回はタロットにプラスして何かを行うと、さらに面白い(面白いのであって、自分に合うか、確実に効果があるかどうか別です)という話です。
鍵は場所の移動です。
結局、物事の選択・決断には、混乱した意識・思考からの整理・脱却がポイントなのです。あるいは、別の次元(モノの見方)に移行することも大切です。
ですから、簡単に言えば知識(情報)を増やすか、気分を変えるかということになるわけです。
情報・知識を入れるのは、整理しないと逆に余計混乱することになりますので、「結構考え抜いたけれども結論が出ない・・」というような時は、気分転換が効果的です。
そのために、なかなかよいのは、実際に今いる場所を移動してしまうことです。
実は意外に思われるかもしれませんが、あなたがいる場所・住んでいる所で思考や判断力が限定されてしまうこともあるのです。
スピリチュアル的に言えば、同じ波動に慣れている、そのような自分に固定されているという感じです。
従って、たとえばこういうことがあると思います。
カフェとかに行くと仕事が急に捗ったとか、アイデアが思いついたとか、また歩いている時に、ふと「こうすればいいんだ」とはっきりしたとかいうケースです。
これがまさに気分が変わったことによる、ある固定の次元からあなたが移動したことを示しています。
そしてタロットを使うこと自体も別の観点や意識をもたらし、気分転換にもつながりますが、この、実際に移動することをプラスさせることにより、さらに劇的な次元移行を経験させることもできます。
できれば近くに移動するより、旅行くらいのものがよいでしょう。(引っ越しもあり得ます) 旅はタロットの「愚者」が象徴するように、次元移行の現実的な最たる方法だからです。
神様とか仏様に興味がある(力をお借りしたい)人は、目的地の神社・仏閣に参るのもよいでしょう。もし、その神様・仏様の祈願効果の得意分野(縁結びとか縁切りとか事業発展とか)もわかっていれば、さらに自分の目的別によって旅行先を選んでよいかもしれません。
現地の宿泊先で静かに心を落ち着け、タロットをすることで、移動した気分の効果と現地の神仏の力などがあいまって、結果(結論)は出やすくなるでしょうし、たとえ出なかったとしても、気分が変わることで、道中や帰ったあとで何かの気づきを得ることは多いはずです。
もし友人と旅行する場合、その友人と自分がタロットができるのであれば、互いにリーディング交換することで、客観的な意見がもらえ、これはかなり物事を進める上でも有効です。
ですからタロット仲間で旅をするのは、本当に面白いことなのです。(私の言う「趣縁」でもあります。ブログテーマのひとつ、「趣味の縁 趣縁」の記事をご覧ください)
相手がタロットを知らない人でも、前にお話しましたが、人にタロットリーディングをすることで、実はそのカード展開が象徴として、自分にも関係していることは言えますので、示唆を得ることができます。
自宅での決まった(聖域としていく)場所でのタロットリーディングは重要ですが、これとは別に、特に新しい発想やアイデアをもたらせたい時、膠着状態のものに変化をもたらせたい時は、あえて移動してのタロットもよいのです。
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