女性カード、男性カード
まだまだ寒いですが、注意深く様子を見ますと、次第に春も近づいているのを感じる取ることができます。
4月になれば、春・秋に行っている定期のマルセイユタロット講座を開催します。
すでに日程が組み上がりましたので、まず、日にちのお知らせだけしておきたいと思います。
●マルセイユタロット基礎講座(ハイクラス)
全6日間、4/27(日),4/28(月),5/17(土),5/18(日),6/21(土),6/22(日)
場所は新大阪駅徒歩圏内の会場で行う予定です。
正式な告知は、あとしばらくお待ちください。参加ご希望の方は、上記日程をふまえて調整いただければと存じます。どうしても参加できない日がある方もご連絡ください。場合によっては補講可能となる場合もあります。
なお、リーズナブルに入門から始めたい方(それで終わってももちろんOKです)は、よみうりのカルチャーセンター神戸と、京都新聞文化センターで4月から開講するものがありますので、そちらにご参加ください。両方とも3月に体験会を実施します。
各講座の内容等については、このブログの「サービスメニュー」をご覧ください。
さて、今日は簡単ではありますが、少し面白いタロットの見方をお伝えします。
マルセイユタロットの大アルカナと呼ばれる22枚のカードには、人物が描かれているものと、人物とは形容しがたいものに見える絵柄とがあります。
しかし、多くは人物です。
そこで、人物をさらに女性と男性に分けて見ます。見た目だけで単純に分けていくと、両性はたぶんイコールの数にならないと思います。
そのため、どちら(男性・女性)にも見えるカードも適度にカウントしていくと、ほぼバランスが取れるように見えてきます。
また、一見男性に見えて女性かもしれないというもの、その逆に女性のようだけれども男性かもしれないというカードを振り分けても、面白いことがわかります。(それでバランスが取れる場合があります)
例えば「女帝」は明らかに女性ですが、よく見ると、のど仏があったり、何となくりりしい男性のようにも見えたりします。カードの詳しい内容を知ると、見た目の性別が逆転することもあります。
いずれにしても、カードはふたつの性にわけることができるのと同時に、どちらかではあっても、両性(の統合)を必ず描いているのです。
それでもまずは自分の性別で見ていくことをおすすめします。
女性の方は、女性と思えるカードで自分を観ていきます。その女性カード群のひとつひとつを、自分の分身や持っている性格、あるいは足りない部分というように観察してみるのです。
男性は男性のカードで行います。
すると、なるほどと思う部分や、自分の意外性、潜在能力に気がつくことがあります。
さらに、パートナーシップの場合、隣り合ったり、ペアになったりするカードで見ると、自分がある人に対してはどの「カード」になっているのかを知ることができます。
つまりそれは、相手によって自分が変わっていることの証左であり、逆にいうと、相手にとってのあなたはその表現であり、その必要性を見ているわけです。
なお、数でいえば「15」から「21」のカードは、特に性別や人間ということがわかりにくいカードになっています。(ほかの数のカードでもあります) もちろんそれには意味があります。
カードによって自己洞察する方法は様々にありますが、こういう使い方もやってみるとよいでしょう。
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