人にタロットを当てはめることで。
最近は、タロットの、「占い使い」以外のことも多くの人に語られるようになってました。
そういったことを趣旨としてお伝えしている私としては、それはうれしいことです。
そして、これも、そうした方法のメジャーなものとして、よく知られていることになりましたが、「タロットカードで自分を見つめる」というものがあります。
だいたいは、大アルカナと呼ばれる22枚のカードを使用します。
簡単に言えば、自分の中に、タロットが表現する22枚の自分の心やエネルギー、表現方法があると見る向きです。
その具体的なやり方は、いろいろとありますし、教える人によっても違いますので、ここではふれません。
これは意外に簡単なようで難しいところもあるのです。しかしやれば自分のためには必ずなるでしょう。
一方、自分に向けるだけではなく、人に対してタロットを割り当てるということもできます。
リーディングにおいても、基本は出たカードに自分や人、状況を当てはめるということがありますので、人とカードを結びつけるのは、タロットにおいてはごく普通の方法です。
ですが、ここで述べているのは、自己分析することと実は同意のやり方なのです。
つまり、人にカードを当てはめることが、自分の中にカードを見るのと同じことになるということなのです。
例えば、22枚の大アルカナを一枚一枚、他人に当てはめて行きます。
22人もいないという人がいるかもしれませんが、知人だけではなく、とにかく見た人とか、芸能人でもいいので、知っている人を当てはめていきます。
そうすると22枚(人)の勢揃いした軍団(笑)ができあがります。
それはもう見事なものです。
この作業中、面白いことが起きます。一枚のカードに何人も当てはめやすいものがあると思えば、まったく当てはめる人物が思い浮かばないカードもあります。
その偏りは偶然ではありません。
当てはめる人物が多くなるカードは、それだけあなたになじみがあり、理解しているカードと言え、つまり自分自身が特徴的に持っている、もしくは欲しいと思っているエネルギー(表現)です。
当てはめにくいカードはその逆で、なじみがなく、違和感があったり、自分が表現できていなかったり、あるいは無自覚であったり、表現したくなかったりするものです。
まあ、どうしても22枚で多い場合は、7枚ずつくらい分けてもよいでしょう。
こうして作業していくと、結局のところ、あなたは自分自身を知ることになるのです。
シンプルな方法ですが、奥深いものです。
一度試してみてください。
あ、どの方法にしても、タロットのことは一応簡単でも象徴的に知っておかないと、使うことはできませんよね。
ちなみに、今なら新大阪で入門コースも募集しています
よ、と宣伝してみます。(笑)
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