サプリ摂取とタロットコンビネーション

今日のタイトルから、「えっ、あるサプリを取ると、タロットがよく読めるの?」みたいに思った人は、まったく話が違うことなので、期待はずれにならないうちに、記事は飛ばしていただいたほうがいいです。(笑)

最近は野菜などにも昔ほど栄養がないと言われ、また健康増進や健康維持に関心を持つ人も増えた(逆に言えば、皆、健康に何らかの不安を持っている)ことで、サプリメントを飲んでいる方も多くなったように思います。

もちろん、そこに商売の目をつけ、いろいろな人がサプリを売るために、かえって煽っているようなところもあるかもしれません。

それはともかく、今の人はサプリを摂取することで、体に足りない何かの栄養や要素を補っている(補うことができる)と考えます。

確かにそれで、ある栄養素は取れるのかもしれませんが、果たして、人体にその栄養素やビタミンのようなものが、きちんと効果的に吸収されているのかと言えば、疑問もあります。

大量に摂取すればいいものではなく、何事も過剰はバランスを崩します。

だいたいは、多く取りすぎたものは排出されるようで問題は起きないのでしょうが、やはり懸念されるところはあります。

私が思うのは、サプリで補おうと思う栄養やビタミンなどが、本当はほかのものと複合的に相まることで、身体によいものとして効果的に取り入れられるのではないかということです。時には合わさることで、何か新しい、栄養やエネルギーに変化していることもあるでしょう。

つまり、栄養やビタミンが単体で何かの特定の役割を持っていたり、効果があったりはあるにせよ、実はまだまだ隠された仕組みがあって、それはほかのいろいろなものと複合することで、免疫力を向上させたり、病に効果を及ぼしたり、健康を維持させたりするよう機能している部分があるのではないかということです。

その組合せや仕組みは、相当複雑なものがあると思います。(しかし、実はシンプルな気もします)

極端な話、将来、食事としてではなく、計算された栄養素のサプリとか飲料のみで人体は維持できるかもしれませんが、それではどこか抜け落ちているというか、本当の意味では生命の維持と活力を出すには不足するのではと想像します。

まだ私たちが知らない単体以外の栄養素やビタミンの(複合的)機能、また、食べ物同士がいろいろと重なって摂取され、合わさることで生み出される、未知の状態や要素というものもたくさんあるのではないかと考えられます。

食事が大事なのはここにあるのでしょう。

もし、それが、西洋の思想として昔からある「四大元素」的なものでとらえられるとするならば、私たちは食べ物とか自然環境などで、健康のために見逃している大きなものがあるのかもしれません。

さて、突然話はタロットリーディングに変わりますが、上記とは無関係ではありません。

長々とサプリとか栄養の話をしてきたのにはわけがあります。(笑)

私が使い、教えているタロットはマルセイユタロットですが、このタロットによるリーディングも、カード単体や少ない数枚での引き方(タロットの展開法)で行うこともできますが、主に、もっと枚数の多い展開法で実践します。

ということは、単純なカード一枚や二枚の意味ではなく、複合的に、様々に合わさった意味が表出されてくることになるのです。

カードが多く組み合わさることで、この複雑な私たちの世界を表すことができるようになります。

それゆえ、私たちの悩み事や世界(心と現実)の整理にも役立つのです。

これは、言わばサプリである栄養素を単体で取るというのはではなく、よい食事をすることでいろいろなものが有機的にからみあい、新しい栄養素が生み出されたり、身体の維持や健康ための機能に役立てられたりするのと似ています。

食べ物や空気などから、まだ私たちが解明できない身体のための複合的要素が生み出されている(かもしれない)というのは、ある意味神秘的であり、その完璧なる合成と調整能力に、神なるものを見ます。

マルセイユタロットのカードからなる複合的な世界観は、そこにまた神秘や神性を見ることがあるのです。

ということで、マルセイユタロットの真髄は、やはりカードを単体や少ない枚数で使うのではなく、ある程度の枚数を組み合わせること、さらには78枚全体を通して考察することにあると私は思っています。

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