タロットと食事、食べ物。

タロットがあらゆるものを象徴させていると考えるのなら、私たちが摂取している食べ物についても、固有のカードと結びつくことがあるかもしれません。


私自身はまだ詳しくは検証していませんが、たとえば誰にとっても「米」を表すのは比較的このカードであるというのもあれば、私にとっての「お米・ごはん」を表すのはこのカードだ、というように全体と個別にあてはまるものがあるのではないのかと推測されます。


とりあえずは、自分にとってのそれぞれの食べ物やメニューはどのカードで示されるのか、ということを調べていくのは面白そうです。


食べ物でも、完成された料理で見る場合もあれば、たまねぎや鳥肉といった、ひとつひとつの材料からあてはめていくこともできるでしょう。


ちなみにこれはジョークとして言いますが、タロットには鳥、牛、カニ、馬、犬、猿はいます。(笑) あ、卵もありますね。(カモワン版マルセイユタロットの場合です)


やや象徴的に考えていくと、羊、豚、果物、野菜、飲み物なども表せないわけではありませんので、これられを組み合わせれば、料理の献立をタロットによって作成することも可能かもしれません。


さて、私たちが口に入れる食べ物について、現代的な科学の栄養素の点から見るだけではなく、一種の霊的な観点からとらえる方法もあります。


たとえば私たちは普通にコーヒーとか紅茶を嗜好品として飲みますが、それの良し悪しは別として、コーヒーを飲んだ時の気分と、紅茶を飲んだ時の気分ではどこか違うことに気がつかれるのではないでしょうか。


あるいは、コーヒーを飲みたい時はどういう時か、紅茶を飲みたい場合はどのような気分の時かとして、皆さんもちょっと考えてみてください。

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いかがでしょうか。


たとえば仕事に向かう時や、何か考え事をまとめたい時、ちょっとリフレッシュ的に気分転換してみたい時はコーヒー、ゆったりとしたい、おしゃべりを楽しみたいというような時は紅茶という感じがしませんか?


このことを神秘思想家のルドルフ・シュタイナーは、物質体とエーテル体という人間の体を霊的に4つに分けた時の二つの気質によって考察しています。


コーヒーを飲むと物質体の特徴がエーテル体に影響していくので、思考が硬直化・論理的になり、紅茶は逆に物質体を消していく方向になって、エーテル体を変動させるため、散漫な傾向、夢見がちの傾向になると説明しています。(シュタイナー著 西川隆範訳 「健康と食事」による)


何気に選んでいる嗜好品も、深くは意味があるということです。


ただ普通はなかなか(目に見えない形での影響は)わかりにくいものなので、そこでタロットを使いながら、自分にとって好ましい食べ物を別の観点で見ていくことも考えられます。


それにはやはり、普段摂取している私たちの食べ物とタロットの結びつき、関連をつけていくということになるでしょう。


気になる人は、タロットと食事というテーマでリーディングを続けてみてください。

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