タロットとアストラル層
今日は非常にスピリチュアルな話になり、受け入れられない人は無視していただいて結構です。
タロット(カモワン版マルセイユタロット)にはアストロロジー(占星学)の象徴や意味も込められています。
どこがどうつながるのかは、絵柄からアストロロジーの惑星記号が見い出されたり、黄道十二宮が象徴されていたりということもあれば、カード全体がアストロジックな考えを導いている(と感じる)ということがあります。
そしてこのタロットにおけるアストロロジーは、現代的な占星学よりも古典占星学を適用したほうが理にかなっているように私には思えます。
特に天球理論というものがあるのですが、これは地球をそれぞれの惑星がボールのように何重にも回転しながら覆っているというイメージで表されるものです。
このことは基礎講座でもお伝えしているところですが、私たちが普通に今の科学としての天文学で認識している地球と惑星の関係、天体の動きや仕組みとはまるっきり概念が違うものなので、説明されないとすぐには理解できないと思います。
それはともかくとして、簡単にいえば、ある古典的な占星学においては、地球は星々で覆われているということです。
私はこの星々で覆われているということが、ちょうどタロットマンダラの階層や段階に見えてくるのです。さらに意識の次元やレベルよってもそれぞれの星々の層にわかれるのではないかと思っています。
つまり、地球を取り巻いて何重にも星々の円がさらに存在していて、それら円の層が意識の相違でもあり、タロットカードのそれぞれもある規則をもってその層とリンクしているということです。
それで何が言いたいのかといえば、地球というのはいわば象徴であり、同時にほかの星(惑星)も象徴体だと考えられ、それには地球意識の次元と別の星意識の次元があり、それぞれが合わさることで今の私たちの存在(意識)があると述べたいのです。
この場合、地球意識が一番次元が低いとも思いがちですが、私は単純にそういう話ではなく、地球以外の惑星の層の次元の影響があることを認識する、あるいはそうしたものがあることを知る、そして今の層の混じり具合を変えていくことが可能だと意識することが大切だと思っているのです。
層の混交度合いが変われば、当然影響も変化し、自分の意識が大きく変容していくと考えられるからです。言ってみれば、いつも見ているフィルターが変わるということでもあります。
これをもちろん王道の占星学で行ってもよいのですが、さきほどタロットと星の層のリンクにふれたように、タロットを使うことによって今の自分の層を変えていくこともできるのではないかと考えているのです。
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