恋愛がうまく行かない人
恋愛で、特に片想いの人は苦しいと思います。
また両想いではあっても、何かしら相手とうまく行かないことが結構あるという人も、それはそれでつらいものです。
恋愛はいわば家族以外の一番濃密な「人間関係」と言えますので、関係と名の付く以上、自分単独だけではなく相手とのまさに関係性が問題やテーマとなります。
そう、たいていは、独りよがり、自分が良かれと願うことに恋愛におけるトラブルや問題があります。
自分はこうしてほしいけれども、相手はそうしてはくれない(共通の時間が持てない、してほしい行動を相手はしない、望む表現が違う・・・)
自分の思うタイミングに相手も合ってきてほしい(欲するタイミング、コミュニケーション・やり取り、メール交換等の不一致・・・)
このようなことが問題を引き起こさせます。
自分勝手になるのではなく、また相手に迎合して(自分を貶めて)無理矢理合わせるのでもない状態に至れば、自ずと相手とうまく行くことが多くなります。
それから、意外に恋愛の相手との問題と思っていたものが、全く別の人との関係、または究極的には自分自身との関係にバランスを欠いているために、恋愛における対象の相手とうまく行かない場合もあります。
たとえば仕事で、あるクライアントと問題状況にある、職場で上司や部下とうまく行っていないというようなことが、実は同じ波動として恋愛にも及んでいることがあるのです。
ですから、今問題となっている別の関係と問題を解消すれば、恋愛関係の問題も同時に解消するということになります。
そして、自分自身との関係もやはり影響しています。
たいていは自分を本当の意味で愛していない、受け入れていない場合、片想いが続いたり、両想いでも何かしら相手に不満を抱く関係性が続いたりします。
「自分を愛する」というと難しくなるので、自分を大切にしているかと言い換えてもよいでしょう。
それから、自分に少なくとも人間として相手と対等に思う気持ち(自信とまで行かなくてもよいのです)を抱いているかということが重要です。
自分を大切にしていない事例としては、たとえばお金を浪費したり、暴飲暴食をしたり、生活のリズムを乱れるままにしていたり、恋人ではない自分を愛してくれている人(モノ・動植物・目に見えない存在含む)をないがしろにしていたり、自分は我慢して誰かの利益を優先し過ぎていたり、あれもこれも考えすぎて精神を痛めていたり・・・など意外に結構あるものです。
それらをひとつひとつ解消していくだけでも、実は自分をよい恋愛に近づけたり、両想いになったり、つきあっている人とうまく行ったりするようになります。
結局のところ、恋愛の相手(と状況)も、自分の(心の)鏡になっているところが大きいというわけです。
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