2020年のはじめに。タロット展開あり

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2012年頃より、スピリチュアル的には何かと「変化(する)」と言われることが多いですが、2020年は一般的にも「変化」を実感する年となるのは、間違いないような気がします。

そして、お正月に、日本人か習慣的に言っている言葉、私もさきほど書きましたが、「明けましておめでとうございます」というのは、よく考えますと、アセンション(次元上昇)的な言葉でもありますよね。

「明ける」とは、葛藤や闇が明けるという象徴としてとらえることができ、一人一人が覚醒し、全体としても目覚めて、結果、おめでたいことになるという、ある意味、予祝(あらかじめ祝って実現性を高める)的な言葉とも言えます。

ということは、今、その言葉を普通に言える時期でもあるので、文字にしたり、自分で言葉にして言っておいたりするのも、先々、よいことではないかと思います。

さて、一年のはじめには、タロットをする者にとって、やはり、タロットを引かないわけには行かないでしょう。

私自身は、すでに、冬至のポイントで、新たな年を意識したカードを引いておりますが、一般的には、暦のうえでの年明けに引いてみる人が多いと思います。

そして、タロットを引いたあと、そのカードをどう扱う(読む)のかが大切です。

まあ、お正月ですし、今年を占いたいという気持ちは皆さんあるでしょうから、「占い」として、引いたカードを解釈するのもよいでしょう。

占いで見るというのは、「今年はどんな年になるのか?」とか、もう少しテーマを絞り、「今年の恋愛運、金運、仕事運、健康運」など、いわゆる占いの人気テーマ(ということは、多くの人にとっては、実生活上気になるテーマだということです)で問うような形です。

もちろん、これにもタロットは応えてくれるやり方があります。

しかしながら、私からお勧めするのは、占い的な質問よりも、能動的、言い方を換えれば創造的な読み方や解釈をする方法です。

それも、結局のところ、質問によって変わります。

例えば、「私は今年、何を達成すればよいのか?」何を癒せばよいのか?」「成長するためには、何が必要か?」「どのような人間になるべきか?」「私が力を入れて取り組む分野は何か?「何から始め、どういう形で終わればよいか?」・・・などの問い方です。

あと、自分がタロットに問うのではなく、タロットのほうから自分に問いかけているとする見方もやってみるとよいかもしれません。

これは、タロットの象徴する意味や内容が、自分のテーマとして問いかけられているとする方法です。

仮に「恋人」カードが出て、恋愛がテーマだと見た場合、占いならば、恋人ができる・できないとか、相手との関係性などをカードから読むかもしれませんが、カード側からの問いかけとして考えると、「あなたは恋してますか?」「キューピットをただ待っていませんか?」「恋人にあらぬ疑いをかけていませんか?」「あなたの選び方を、もう一度ふりかえってみましょう」など、カードから質問がいろいろと出てきます。

まさに、カードと対話するかのようなものです。

このような手法は、なかなかすごい力を持っていまして、心理的には自分との会話にも相当し、霊的には別の次元の自分とのコミュニケーションや調整、覚醒にも関わってくるものなのです。

タロットで自己占いをされる人もいるとは思いますが、やってみるとわかりますが、これは難しいのですね。

だいたい、極端なネガティブか、ポジティブな読み方になってしまって、中立的な解釈ができなくなるのです。

だから、逆に考えまして、そもそもタロットで自己占いはできないと考えたほうがよいのです。

ならば、占いではない自己活用を、ということになり、その数ある方法の中の一つで、強力なのが、タロットとの対話と言えます。

むしろ、タロットはそのように(占いではない自己に)使うのが本筋かなという気がしています。

タロットは、目的達成や自己成長のための、一種の質問箱であり、とても整備されたアシスタントのようなものなのです。ただし、その活用の方法を知らないと、宝を宝として発動させることは難しいです。一言で言えば、(タロットの)象徴への理解です。

 

・・・まあ、なんだかんだ言いましても、やっぱり、「今年のタロット展開」は、人が引いたものでも見たいですよね。(笑)

では、年末にやったように、三枚引かせてもらいます。

今回はスリーカード(三枚引き)の方法でも、ちょっと違ったやり方です。まず、一枚を引きまして、それを中心として、左右のカードを一枚ずつ引きます。その左右のカードは、ともに入れ替えが可能なカードと設定し、人によって、左右が違うという形にします。

要するに、三枚セットのふたつのパターンがあるということです。

どちらがあてはまるかは、各人の判断です。ただマルセイユタロットを知らない人にヒント(三枚をセットにして見た、簡単な象徴的解釈の一文)だけ書いておきます。でも、結構見たまま(カードからのインススピーション)が重要ですよ。

※タロットの大アルカナの数と名前を表記します。

 

●2020年 パータン1

「15」「14」「6」

悪魔、節制、恋人

悪魔のような束縛から救済され、自分の居場所や、よき人々の中に回帰し、新たなつながり・愛の関係性を得る。

 

●2020年 パターン2

「6」「14」「15」

恋人、節制、悪魔

人に依存したり、承認を求めていたりしていた意識に愛が注ぎ込まれ、悪魔のような強い自分への自信を回復させる。

 

なお、とぢらのパターンも、自分がそうした救済の役割をする側に回ることもあります。

 

皆さまにとって、本年がすばらしい年になりますよう、お祈り申し上げます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Top