怪我をしておりました。
私のタロットのグループや、受講生さんにはお知らせしておりましたが、実は私、先月末、釣りに行った際、堤防の高所より落下し、救急車で運ばれる事態となりました。
釣りの最中、すでに夜になっていましたので、暗くて、よく見えなかったのが原因で、不注意と言えば不注意です。
釣り場の堤防の高さがずっと同じだと勘違いしたまま進んでいたのですが、進行方向に高さが急に垂直に低くなっており、それに気づかず、まともに下に落ちてしまいました。
落ちた瞬間、ふわっと体が浮いたように感じ、「あっ」と思った時は、強烈な痛みが襲ってきました。「あ、これはかなり落ちたな」と感じ、「えらいことになったかも・・・」と恐怖も感じました。
意識がしっかりしてくると、痛みの箇所が具体的にわかってきまして、前歯がぐらついていること、顔面と右手、肩から出血していること、全身に痛みがあることなどが感じられました。ふらつきもひどく、立つことは何とかできたものの、座り込んでしまう始末でした。
釣友と来ていたのが幸いで、すぐ友人が駆け付けてくれ、いろいろと世話をしていただき、結局、救急車を呼んでもらうことになりました。
病院に運ばれ、CT検査と、傷の手当、顔や手に入り込んだ金属片とかゴミも取り除いていただきました。
不幸中の幸いか、頭の問題や骨折はなく(ただし、いろいろと打撲、むちうちなどはありましたが)、入院の必要もない状態で、しばらく休んだ後、何とか釣友に介抱されながら帰途に就くことができました。
それでもショックはなかなかにあり、当日は痛みで寝ることがほとんどできないほどでした。それから再び、近くの病院でレントゲンやら検査をしましたが、やはり骨や内部に異常は見つからずでほっとしました。
ところが、後日のCT検査で腰椎に骨折の映像が出たことで、MRI検査をすることになりました。腰については痛みが当初からなかったので、医師も「おそらく以前に骨折した箇所ではないかと思うが、念のため」ということでした。
そして、本日ようやくMRI(予約制のため、すぐに受けられなかったのです)の撮影も終わり、結果、骨折はやはり今回のものではなく、以前のあとだという診断でした。それにしても、いつ腰椎の骨折をしていたのか、記憶にないので、それはちょっと怖いと言えます。変な治り方ではなかったようで、その点は良かったのですが。
ともあれ、こうして二、三週間もかけて、いろいろな疑いの検査も終了して、やっと問題なしの診断と、ほぼ回復に近い状態になったわけです。(まだ少々の違和感とか、歯のぐつらきがあって、特に歯は時間がかかるようですが…)
自分の不注意とはいえ、怪我をするというのは、日常生活においても難儀なことになります。
私はいろいろと昔からそそっかしくて、注意散漫なところがあり、怪我とかミスとか結構あるほうでしたが、今は年齢も来ていますから、もっと慎重にならねばと強く自覚した次第です。それでなくても、体調が今年は波があって、心療的・内科的にも不調の多い年でしたし、健康に留意すべきところがあります。
今回は状況から見れば、むしろ奇跡的にこれくらいで済んだと言え、下に鋭利なものがあれば刺さりますし、打ちどころが悪ければ、骨折はもとより、頭の中の問題など、怖いことになっていたおそれも十分にあるところだっただけに、何かに守られた感もあり、そうだとすれば、大変感謝です。
ということで、タロットの講義とかリーディングも、しばらく停止させていただいたおりましたが、何事もなければ、来週より再開の予定です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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