講座内容
人の意識のレベルは上下左右の幅があるのです。
タロットの大アルカナは、いわば自分(あるいは人間として)の22類型の心模様であるというようなことはお伝えしていることろですが、階層的にもたとえば現実的なレベルと天上意識的なレベル(現実・人間レベルを超えた意識レベル)で表されることもあります。
簡単にいえば悪魔の心もあれば普通の人間の心もあり、天使や神々の心も象徴しているということです。
そして人は、それらを全部持つことも可能なのだと想像できます。(発現は別として、もともと内包している)
たとえば私は普段は取るに足らない普通の人間ですが、タロットの講義をしている時は、自分でも驚くくらい普遍的な愛情に包まれます。大げさにいえば「人類愛」みたいなものです。
皆さん、どんなきっかけや悩みからであっても、タロットを学ぼうとしていることは、自分の問題を見つめようとしているわけであり、そこまで思っていなくても、とにかくなにがしかの変化を求めて受講されているわけです。
そしてこれまでの体験上、このタロットを受講する方々の背景には少なからず大きな悩みを抱えていたり、反対に希望を持たれている方が多いことも感じています。
時には受講中に個人として問題が出たり、講師を試そうとして斜に構えた質問や態度をする方もいらっしゃいますが、それでもタロットに関心があって来られたことには変わりはないわけです。
そのようなことを考えると、本当に受講される方全員を愛おしく感じますし、皆さんの可能性にいつも期待と尊敬を抱いています。
ちなみに講座を受講されたあと、個人的なご相談(タロット学習以外での)されてくる方もいらっしゃいますが、私は喜んで受けています。講座を通して得られたご縁ですし、それがまた講師としての務めだとも考えているからです。
このようにいろいろな場面で、人は神にも反対に悪魔にもなれる能力があります。その選択は自分に任されています。ですが、現実・人間以下のレベルにならないよう、高い意識を持てる時間と空間を少しずつでも増やしていき、自己成長を図っていければと思っています。
それはやはり自分だけではなく、ほかの人々との関わりによって促進されることだと感じています。
体験会ご参加ありがとうございました。
本日はタロットリーディングの体験会でした。
遠くから来られた方もいらっしゃり、ご参加いただいた皆様には改めてお礼申し上げます。
やはり皆様、転機やターニングポイントを迎えていた方が多く、タロットの意味はわからなくても、タロットを見てすでに本質的なメッセージは感じ取られていたように思います。(このあたりがシンプルな絵柄で構成されているカモワン版マルセイユタロットの特徴でもあります)
体験会はお一人ずつタロットを展開し、ご本人はもちろんのこと、参加者の皆さん全員で各人の出したカードを検討しつつ、リーディングしていくというものです。
少数限定4名で募集していたのは(おかげ様で満席でした)、スペースの関係もありますが、このように「自分の問題を公開してタロットリーディングする」という企画でしたので、少人数のほうが自己開示の安心感もありますし、とにかくじっくりと取り組むことができるからなのです。
また自己開示するということは、自分の問題について勇気をもって取り組む大きな第一歩でもあり、人に公に話すことはかなりの「問題を離す」作用につながることが多いのです。
それから密儀的には4人ということを「4大元素」という、タロットに流れる古代からの考えられているエレンメント(要素)にもなぞらえているというところもあります。(そのほかの隠された意味もあります)
実はタロットの大アルカナ「世界」のカードも、この4大元素に関係しており、今回の企画はいわば、参加者の皆さん全員で「世界」を目指すというものを裏側には意図していました。
「世界」は高い「目標」や「完成」、時には通常を超えた「成功」、そして文字通り新しい「世界」も意味するカードです。
参加された方々が、タロットリーディングを通じて少しでも自分にとっての新たな「世界」に近づいてもらえるよう思いをこめてリーディングしています。
体験会でのリーディングが、今後の皆様のよい方向に変わられるきっかけとして、少しでもお役に立てたらうれしく存じます。
なお、体験会はまた企画したいと考えております。その時はブログで告知いたします。
今回機会を逃された方、興味を持たれた方、次回でのお申込みをお待ちしております。
目に見えない転機にタロットを。
女性の場合、子供も手がかがらなくなって一息ついた時、ふと家族(家)中心だった視点から自分自身を見つめるようになることがあります。
男性も仕事を定年退職したり、リストラや転職などで「社会」から一時的に切り離されたように感じた時、やはり自己を見つめようとします。
面白いもので女性は家族(内)から外へという時間が得られた時、反対に男性は外(仕事・社会)から内に入らざるを得なくなった時、改めて自分と向き合うことが多くなるともいえます。
ただもう今の時代は、そうした区別はなくなってきているかもしれません。
それとはまた別に、男女に関係なく転機は誰にでもやってきます。それが他人から見てもわかるような大きな出来事や悩み事であることもありますが、意外に傍目からはまったくわからない状態でも転機が訪れていることもあります。
例えば、
今までバリバリと仕事をこなしてきたけれども、理由もないのに空しさを感じたり、将来に漠然とした不安を感じたりするようになった。
自分は本当に今の仕事・相手(パートナー・配偶者)のままでいいだろうかとふと考えるようになった。
生活スタイルを変えてみたいと何となく思うようになってきた。
大した理由もないけれども、引っ越しがしたいと思っている。
もっと別の生き方がふさわしいのではと思う自分がいる。
ソウルメイトがいるような気がしてならない。
目に見えないことが気になるようになってきた。
何もしていないのに、人間関係が変化してきた。
過去のことが気になって仕方がない。
同じような夢をよく見る。
偶然のような同じ出来事、同じものに出会っているような気がする。
時間がとても速くなってきたように思う。
うつ病ではないのだが、何をしても楽しめず、どこにいても自分の本当の居場所でない気がする。
・・・などなど。
このような時は、表面にはまだ出てきていない、あなたの内面や奥深くのものが感じ取っている「転機」を示している可能性があります。
あるいは今のままのあなたの殻が破られようとしている兆しともいえるかもしれません。
一見不安や闇のようでいて、大きな変化と成長のきっかけ、タイミングが示唆されているともいえるのです。
ただ何をどうしていいのかわからないというのが正直なところだと思います。それは内面にあり、目に見えない心や精神の部分でもあるからです。
それを表に映しだし、整理していくことのできるひとつの方法がタロットです。
暗中模索、漠然とした状態のあなたに一筋の光明や出口をタロットは与えてくれるかもしれません。
ちょうどそれは、カモワン版マルセイユタロットでは「月」から「太陽」、「隠者」から「運命の輪」、「恋人」から「戦車」のどれかとして表される現象でもあるのです。
タロット講座、どのタイプを選ぶ?
明日から二日間四国高松にタロットの講座に参ります。
受講生の皆さん、またお会いできることを楽しみにしております。
さて、皆様の中にもタロットを学びたいけれども、自分にはどんなスタイル(学び方、講座タイプ)が向いているのかわからないといった方もいらっしゃると思います。
まず私の行っている例でいいますと、マンツーマンの個人教室と複数の人数で行う講座とがあります。
複数の人数でとは言っても、友人同士のような最初からの知り合い同士のものと、普通のセミナーのように、個人個人で申し込まれて集まった見知らぬ方々で行われるものとがあります。
また場合によってはコアな知人同士をベースにして、さらに他の知らない方も入って学ぶというスタイルもあるでしょう。
とりあえず分類として、
1.マンツーマン
2.友人同士
3.面識ない人たちが複数
という形式を想定します。
1のよい点は講師と一対一なので、たとえカリキュラムは決まっていたとしても、自分用に臨機応変に教えてもらえるところです。質問も自分だけで独占できますし、講師側としてもその人に応じた理解・進度を適切に調整できることにもなります。
またマンツーマンだと時間も融通が利くことが多いです。集団の講座ですと日にちと時間が最初から決まっていることがほとんどですから、急用で欠席もやむなしということもありえます。しかしマンツーマンならその辺りの変更も割と自由です。
対して3の通常セミナー形式ですと、なんと言っても他の人がいるので、特にタロットの実践練習では様々なケースを見ることができ、相手との交流も深まります。時には新しい友人としてつきあいが始まることもあるでしょう。私が常々語っている「趣縁 」効果です。
日時も最初から決まっているので、逆に参加意識と学習モードへの切り替えが高まるということもあるかもしれません。
ただ中には参加者で馬の合わない方もいて、不快な気分を味わうこともないとは言えません。また周囲に遠慮、あるいは時間的流れと制約の中で十分に質問ができないということもあり得ます。
2はその中間で、ある程度自由が利きつつ、仲間で学んでいるので、複数の視点やケースも観察することができるという特徴があります。何よりも最初から楽しい雰囲気でしょう。しかしその分、馴れ合いになりやすいという欠点もあり、聞き漏らし(友達に聞けばよいとか)や、真剣さに欠けることもしばしば生じたりします。
結局は、自分の目的と得意な学習のタイプによって選択すればよいと思います。
例えばタロット占い、タロットリーディングのプロ(タロット専門ではなくても、タロットリーディングを提供してお金をもらうという場合も含む)を志向しているか、最初は趣味でいいと考えているか、あるいはタロットを知識として学びたいかなどによって違ってきます。
そしてこれまでの他の学習においても、少人数や一対一のほうが習得しやすかったか、反対にたくさんの人がいたほうがやりやすかったか、などふり返ってみるとよいでしょう。
他人とのコミュニケーションが苦手ながらも自分を見つめるため、あるいは変えたいために、マンツーマンをもってタロットを学ぶという方もおられます。これは他人をリーディングするというより、まさに自分を変えるためのタロット学習といえます。
時間的なことも選択基準になります。速く技術を習得したいか、じっくりとほかの人のものも見ながら学びを進めていきたいかにもよります。マンツーマンは前者、複数は後者に適しています。
それに、マンツーマンと集団のそれぞれの長所・欠点はあとで補うことも可能です。
例えばマンツーマンで学んだあと、タロットの勉強会に参加すれば複数のリーディングケースを観察でき、人と交流することもできます。
逆に複数人数での通常セミナーで学習したあと、自分の弱点や理解が今ひとつな部分をマンツーマン講義によって補ったり、発展させていったりすることもできるのです。
マンツーマンは講師によっては受け付けていないところもあります。また逆にマンツーマンしかされない方もいらっしゃいます。北斗神拳・一子相伝ではないですが(笑)、自分流の秘儀・テクニックみたいなものをお持ちの占い師の方などに結構あるようです。
ちなみに私はどちらでもOKです。(マンツーマン枠が少しずつ埋まりつつあるので、検討している人はお早めにお問い合せください)
どちらにしても、いきなりの講座学習は不安だという場合は、私もやっていますが、体験会や入門編みたいな短時間のセミナーに参加して判断するのもよいでしょう。講師やタロットとの相性は大きいものがありますから。
タロットで占って(リーディングして)もらう体験会
●タロッにト興味があるので、とにかくどんなものなのか一度見てみてたい。
●タロットを学びたいと思ってはいるけれど、まずは実際に自分が体験してみたい。
●気軽にタロットリーディング、タロット占いが経験できる機会があれば。
●「カモワンタロット」ってよく聞くけど、いったいどんなもの? ほかのタロットと何か違うの?
こんな方々のためにタロットを体験してもらう会を開催いたします。これは単に講師がタロットのお話をするだけの会ではありません。
少人数で、お一人お一人、全員について私がリーディングしていきます。つまり、実質リーディングつきというわけです。
この時、カモワン流の特徴である「タロットを自ら引いてもらう(タロットにふれてカードを選択してもらう)」経験をしていただくことになります。ということは、タロットを実際に手にとってさわることもできるのです。
そして自分の引いたカードが、まさに自分自身の内容や状況とリンクし、それに対応した解決策や方針がカードから導き出されることをあなたは体感することでしょう。
自分一人のことだけではなく、ほかの参加者のものも見ていくことにより、他の人の問題も自分とつながりがあるということも確認できるかもしれません。この方が実は自分の変革が早いことがあるのです。(理由は当日ご説明します)
何か今自分の中でもやもやしている人、変化を起こしたい人、カモワン流のタロットリーディングを経験してみたい方など、是非この機会をご利用ください。
ちなみに気軽に参加してもらうため、会費は2000円です。これでリーディングもついていると考えると、非常にお得ですよ。
希望者にはタロット学習(マルセイユタロット)のご相談にも乗ります。
リーディング会みたいなものなので、少人数限定で行います。
申込みはこちらから 。「タロット体験会参加希望」と件名に書いてください。
以下、体験会の詳細です。-----------------
◆日時 10月10日(日) 13時~15時
(希望者には延長・個別面談あり)
◆場所 大阪市内 JR大阪環状線天王寺駅徒歩5分程度の会場
※申込み者に詳細をお知らせいたします。
◆定員 限定4名
◆会費 2,000円 当日ご持参ください。
◆申込み ブログお問い合せから 。プチメールでもOKです。
※お陰様で満席となりました。次回開催も企画中です。