ブログ
春のマルセイユタロット講座
3月になりましたね。これから寒さと温かさが交互にやってきて、春になって行くのでしょうね。
私は春にトラウマがあり、あまり好きではなかったのですが、独立してからはそのトラウマ(笑)も消え、桜も気分よく眺められる心境になりました。
トラウマというのは、不安神経症とかうつ病の発生の思い出なども含めて、春先の体の変化と、日本ならではの学校・職場の切替の時期等の変動が相まって、落ち着かない気持ちが毎年続いていたことを言います。
言ってみれば、変化に弱い体質(肉体と精神)なのですが(^_^;)、こんな私でも、今はタロットを使ってのお仕事をさせていただいており、それなりに生きるのを楽しめるようになりました。
今回のブログリニューアルに当たり、以前はデザインに入れていた「元公務員」という言葉をはずしましたが、やはり「元公務員」というのは人様にはインパクトがあるようで、その話をちらっとしますと、「どうして?」とか、「それはすごいですね」とか言われたりします。
別に全然すごくも何ともないのですが(苦笑)、常識的には公務員からタロットリーダー・タロット講師というのも変な組み合わせ、転換「→」(笑)ですので、びっくりされる方もいらっしゃるのでしょう。その経緯に興味ある人も少なくないようですので、ブログで連載してもいいかなと思っています。
それは少しでも、常識や頑固な仕組みに囚われて自分を苦しめた生き方をしている人に、変化のきっかけとか希望を持っていただけたらという意味でです。
さて、そんな私に変化と希望、癒し、智慧など、様々なものを与えてくれた(「くれている」という現在進行形でもあります)「マルセイユタロット」、これを学べる春からの講座をご紹介しておきたいと思います。
まず入門的でリーズナブルに学びたい方向けには、
●カルチャーセンター講座
「京都新聞文化センター」
と「よみうり文化センター神戸」
で教えています。それぞれ体験会が3/18(火)と3/20(木)13:00から行われますので、こちらから参加してみるのもお気軽でよいかと思います。
※カルチャーセンタークラスのお問い合せ・お申込みは、直接各センターにお願いいたします。
そして、本格的に学びたい方には、
●マルセイユタロット基礎講座ハイクラス
初めてマルセイユタロットにふれる方を対象にしながらも、タロットの象徴知識とリーディングの方法、タロットに関連する西洋秘教的な知識も伝達し、飛躍的にマルセイユタロットの活用を目指す講座となっています。
こちらはまだ募集告知前(もう少しすれば開始させていただきます)ですが、日程と場所は決定しており、4/27,28、5/17,18、6/21,22の全6日間、新大阪にて行います。
その他スカイプ講座とか、マンツーマン及び仲間・グループでの講座等もありますので、マルセイユタロットを学びたい方はお問い合せ
ください。
マルセイユタロットは人生を変えてくれる、あなたにとっての一生ものの宝・智慧となります。
カードタイプによるツールの使い方
カードリーディングはかなり意味が限定されているものをそのまま適用するタイプと、逆にあまり意味が最初からは限定されにくいもの、言い換えれば多様に読めてしまうタイプのものとがあります。
前者は極端なものでは、すでにカードに文字とかで意味が書いているものなどもあります。これは誰が見ても同じであり、意味も変わることは当然ありません。なにせ、そこに意味が書いているわけですから。
一方、タロットの場合は後者タイプになり、絵柄はあるにせよ、人によって解釈は異なることも多くなります。と言っても、まったくバラバラなわけではりません。そこには「根」「元」があります。それが「象徴」といわれる所以です。
こうしたカードタイプの違い・特色をつかんでいると、もしカードリーダーとして、数種のカードを使ってセッションする場合では、よりツールを活かせることになります。
では具体的にお話します。
まず、カードに意味が書かれていたり、解釈がほぼ限定されていたりするようなカードでは、どう使うとよいのでしょうか?
このタイプの場合、カードを読む側(リーダー)も引いた側(クライアント)も、同じ解釈を共有することになり、別の意味づけはなされないのが特徴です。
いわば同じ次元やレベルでカードを扱い、ただカードのメッセージを双方が受け入れる、観察するのみという感じとなります。(多少、そこからリーダーが解釈を付け加えることはあります)
極端に言えば、カードリーダー側も「リーダー」とは言っていますが、カードを読まないということです。リーディングというより、確認をするという形に近くなるでしょう。
ではこうした時の良さとは何かと言えば、クライアントもリーダーも一緒に同じ事を確認できるということになりますので、客観的な強いメッセージ性が出るわけです。
たとえはまずくなりますが、例えばAさんがUFOを見たと言っても、Aさんだけの話なので、信用性が今一です。
しかし、その場でUFOを見た人がBさんもCさんも、その他たくさんいたとなれば、かなり信憑性が増しますし、何より、聞いているあなた自身もその場でもしUFOを見れば、その存在を信用したくなります。
これと同様に、同じもの(次元・フィールドも含む)を一緒に見れば、「あなたも見たのね、確認したのね」ということで信頼性が上がりますし、それがUFOなどというあやふやなものより(笑)、文字とか普通に存在しているモノとかであると、より確実性が増すということになるのです。
ですから、意味が固定されているようなカードを使う時は、念押しや勇気づけ、確実性をメッセージとしてともに確認したい場合に使うとよいわけです。
時系列的には、メインセッションの前か後に使用すると効果的と言えるでしょう。
さて、ではタロットのような象徴という絵柄で、一見多様に解釈してしまうようなカードの場合はどうでしょうか。
これはリーダーとクライアントでは、カード解釈に臨むスタンスが最初から違ってきます。
リーダーはカードの普遍的な意味ともいえるもの(象徴の根本的な意味、あるいは教科書的な解釈)を知っていますが、クライアントは普通は知りません。
クライアントが知っていることは、自分自身の情報とカードの見た目の印象です。
一方で、カードリーダーも、カードの普遍的な意味とは別に、その場におけるリーダーが感じる見た目の印象というものもあります。
となると、一枚にしろ、数枚にしろ、この場合のカード解釈はまさしく多様になることがわかると思います。
言ってみれば、たくさん読める意味の中から、その問題やテーマに沿い、クライアントもリーダーも納得する解釈を導き出す(探す)というプロセスになります。
もう一度言いますが、「探す、発見する、導く」という「プロセス」になるのです。
タロットなどの象徴的なカードを読む・扱うということはこれになります。
つまり、メッセージとか結果が重要なようでいて、過程・プロセスこそがとても大切なのだということです。
多様にあるカードの象徴性を、その時そのタイミングでのメッセージとして発見していく作業は、自分の中にある答えを(リーダー・クライアントが)共同作業で導き出すことでもあります。
いきなり答えをポンと託宣のように出してしまうのは、せっかくの「悩んでいる」意味がないのです。
私たちはは答えを求めているようで、実は答えを見つける作業や過程を楽しんでいると言ったほうが本質だと感じます。
もちろん悩みそれ自体はとてもつらく苦しいということは、人としてわかりますし、実感です。
ただ奥底の魂は、外的・環境的には大変であっても、本当は経験そのものを味わっているのかもしれないのです。
この観点に立てば、意味がすぐにはわからない、または固定されていないカードを象徴として読み解いてメッセージを見つけていくセッションは、魂が喜んでいるものではないかと思うのです。
ということで、こういったタイプのカードの使い方は、長い時間をかけるものだったり、クライアントも表面的には意図していない回答やメッセージを探りたい時に使うというものだったりします。
「象徴」ですから、抽象的なことと同時に具体的・個別的なことも両方導き出すことが可能で、相談内容もオールマイティに使えるということになります。
カードの組み合わせ、カード熟語
これは私の伝えるマルセイユタロットリーディングにおいてということになりますが、タロットの組み合わせ・コンビネーションにおいて、特別な意味の出る場合が多々あります。
それはカード展開があまり固定的ではないからで、カード単体での解釈より、複数やグループでのストーリーが重視されるからです。
もちろん、ほかのカード種やカード展開(スプレッド)でも、カードの組み合わせによる意味を見ることはあります。
しかし、やはりマルセイユタロットを使ったある技法では、カードの組み合わせで発生する意味が、より複雑多岐にわたるので、非常に情報量も多くなって、立体的になると考えられます。
このことは、言葉で言えば単語と単語が結びついて文章になる形に似ており、技術的にも英語や中国語の文法構造に近いと言えます。
ということで、面白いことに、皆さんが受験英語の際に行った熟語の暗記みたいなことが、マルセイユタロットのリーディングに活きることがあるのです。
たとえば、「悪魔」と「世界」との組み合わせが出れば、願望実現を表すというようなものです。※これはあくまで事例で、必ずしもこの組み合わせがそれを指すという意味ではありません。
このようにして、二枚なり三枚などのカード同士の組み合わせで、定型句や慣用句、熟語を覚えるようにして数こなせば、実際のタロット展開でその組み合わせが出現した時、すぐに意味が出てくるということになるわけです。
それはリーディングのスピードアップや、確実さにつながります。
ただし、何事にもよい面と悪い面はあり、問題としては、ワンパターンの読みになって、本来の象徴としてのタロットの働きを限定させてしまうことになりかねない点はあります。
いわば初級者用のやり方と言えましょう。
ところが、これとは別に、自分ならではのカード組み合わせによる意味というものもあり、これはリーディングを続けていると出てきます。
前にも言いいました「カードの個別的な意味」のひとつです。
この場合は、ほかの人ではそういう意味にならないのに、自分ではその意味になるという特別なものであり、ある種、自分の世界観をタロットに投影した見方でもあるのですが、それでも効果は持ちます。(クライアントにも意味があるものになります)
ただ、カードを習い始めてすぐに個別的な意味が出てくるわけではありません。カードに磁力のような蓄積(それは数をこなすという意味でもあります)がなされ初めて出現してくるものです。
そういった点では、中級者用のテクニックと言えるでしょう。
いずれにしても、カードの組み合わせによって生じる新たな意味・別の意味(熟語的な意味)をノートなどに記載し、辞書的にまとめて記憶しておくのは、リーディング技術を向上させる意味でも有効です。
さらに、自分だけの個別のタロットの意味合いでも、誰かほかの人(同じタロットを学習している者)にその意味を教えれば、その情報が共有され、その相手にも自分用だった意味が活きてくるようになります。
従って、タロットリーディングの勉強会などの集まりで、それぞれが自分のリーディングを披露しあうことは、カード熟語の伝達交換を促進し、その場に参加している皆さんのリーディングの幅を拡大させることに貢献します。
このようにして、実はタロットの意味は、本質的には変わらないものの、時代や人とともに移り行き、新たな意味も付与されて、大きくなっていくのです。(※一枚においてもそうです)
たとえば、「手品師」のバトンがWiHiやスマホを象徴して、さらに「斎王」とセットで出れば、ブックリーダーの機器と読むことも可能なのです。
女性カード、男性カード
まだまだ寒いですが、注意深く様子を見ますと、次第に春も近づいているのを感じる取ることができます。
4月になれば、春・秋に行っている定期のマルセイユタロット講座を開催します。
すでに日程が組み上がりましたので、まず、日にちのお知らせだけしておきたいと思います。
●マルセイユタロット基礎講座(ハイクラス)
全6日間、4/27(日),4/28(月),5/17(土),5/18(日),6/21(土),6/22(日)
場所は新大阪駅徒歩圏内の会場で行う予定です。
正式な告知は、あとしばらくお待ちください。参加ご希望の方は、上記日程をふまえて調整いただければと存じます。どうしても参加できない日がある方もご連絡ください。場合によっては補講可能となる場合もあります。
なお、リーズナブルに入門から始めたい方(それで終わってももちろんOKです)は、よみうりのカルチャーセンター神戸と、京都新聞文化センターで4月から開講するものがありますので、そちらにご参加ください。両方とも3月に体験会を実施します。
各講座の内容等については、このブログの「サービスメニュー」をご覧ください。
さて、今日は簡単ではありますが、少し面白いタロットの見方をお伝えします。
マルセイユタロットの大アルカナと呼ばれる22枚のカードには、人物が描かれているものと、人物とは形容しがたいものに見える絵柄とがあります。
しかし、多くは人物です。
そこで、人物をさらに女性と男性に分けて見ます。見た目だけで単純に分けていくと、両性はたぶんイコールの数にならないと思います。
そのため、どちら(男性・女性)にも見えるカードも適度にカウントしていくと、ほぼバランスが取れるように見えてきます。
また、一見男性に見えて女性かもしれないというもの、その逆に女性のようだけれども男性かもしれないというカードを振り分けても、面白いことがわかります。(それでバランスが取れる場合があります)
例えば「女帝」は明らかに女性ですが、よく見ると、のど仏があったり、何となくりりしい男性のようにも見えたりします。カードの詳しい内容を知ると、見た目の性別が逆転することもあります。
いずれにしても、カードはふたつの性にわけることができるのと同時に、どちらかではあっても、両性(の統合)を必ず描いているのです。
それでもまずは自分の性別で見ていくことをおすすめします。
女性の方は、女性と思えるカードで自分を観ていきます。その女性カード群のひとつひとつを、自分の分身や持っている性格、あるいは足りない部分というように観察してみるのです。
男性は男性のカードで行います。
すると、なるほどと思う部分や、自分の意外性、潜在能力に気がつくことがあります。
さらに、パートナーシップの場合、隣り合ったり、ペアになったりするカードで見ると、自分がある人に対してはどの「カード」になっているのかを知ることができます。
つまりそれは、相手によって自分が変わっていることの証左であり、逆にいうと、相手にとってのあなたはその表現であり、その必要性を見ているわけです。
なお、数でいえば「15」から「21」のカードは、特に性別や人間ということがわかりにくいカードになっています。(ほかの数のカードでもあります) もちろんそれには意味があります。
カードによって自己洞察する方法は様々にありますが、こういう使い方もやってみるとよいでしょう。
ふたつの錬金術
いきなりですが、「お金」と聞いてあなたはどのような感じを受けますか?
キラキラと輝く素敵なものとイメージする人もいれば、ズバリ札束やコインを思い浮かべる人もいるでしょう。
また、感情的に「嫌だな」「卑しい」と思う人や、逆に「楽しい」「嬉しい」「大好き」「ワクワク」と感じる人もいるでしょう。
意外にも、その第一印象やイメージ、わき起こる感情があなたの「お金」に対する思いを表していることが多いものです。
心理的には、ここ数年、お金に縁がない人、今ひとつ経済的に思うような状態になっていない人に対して、「お金」に対するブロックという面でとらえられることが増えました。
そのアプローチは、時にとても効果的ものを生み出すように思います。
まあ、お金に限らず、いわゆるメンタルブロックというものは、様々に自分の人生に影響を及ぼしており、うまく本来の自分を表現できてない要因(現実が不幸に思える状況)は、メンタルブロックであることも少なくありません。
しかし、何でもかでもメンタルブロックだという主張もどうかと思います。ブロックも悪いことだけではなく、自分を守るための盾となっていることもあるからです。
これは「お金」についても言えるのではないかと考えます。
お金をエネルギーや表現としてとらえた場合、タロットをしたり、精神的なことで仕事をしたりする人には多いのですが、単純にエネルギーをお金に価値変換できないだけという場合もあると思われます。
端的に言えば、自分の提供する・表現するエネルギーを、お金という形に換える方法や手段に疎いということです。
これはブロックというより、情報の問題です。お金にする技術を知っているか知っていないかということが大きいのです。
例えば、子供の頃を思い出していただければ、「商売」や「お金を手にする」というもののイメージが、何かをモノを売ることだったり、漠然とただ「働くこと」と思っていたりしていただけではないでしょうか。
大人になれば、「お金」を手にするいろいろな方法を知ります。単純に雇われて働くことだけではないのです。
情報や知識を売ることもできれば、スポーツ(選手)も実はお金になることが(子供の頃はお金の視点より、ヒーローとかヒロイン的な視点だったでしょう)わかります。株や不動産などの投資も同様です。
さらには、何かがお金に換わっていくシステムそのものを知見することにもなっていきます。(これは非常に重要な視点です)
自分の携わる企業・組織、関係する人たちとの交流によって、自分のそれまでの常識でのお金の稼ぎ方から、あり得ないと思っていた方法での獲得を「情報」として知ることになるわけです。
まあ、その過程で極端に言えば、詐欺・犯罪的なグループや組織に影響されて手を出してしまう人もいます。これは悪い例ですが、本質だけを見れば、自分の(それまでの)常識を超えた情報による金銭の入手ということになるわけです。
つまり、実は「錬金術」の知識と技術が問われているのです。
「錬金術」はタロットにおいても重要なファクターとして登場しますが、古代から中世における、いわゆるいにしえの「錬金術」と、現代で言われるところの経済的な「錬金術」とはもちろん異なります。
前者は卑金属を金に変える技術ですが、この「金」というのは象徴で、霊的な意味も含みます。
後者は単純に「お金」を生み出す(稼ぐ)方法ということで使われます。
ただ、象徴的には似ているところがあり、あながち、昔の「錬金術」と現代の人が使う意味での「錬金術」が全く違うとは言えないのです。
古代の錬金術も、いわばエネルギーや情報の世界と関連するからです。四大元素論とも通じるところがあります。
ということで、情報は非常に重要です。
かつての錬金術師が、師や霊的な文書(このふたつは「ヘルメス」という言葉で象徴されます)を求めたように、現代的なお金の構築にも、自分を超えた人や情報の世界に接触する必要があるでしょう。
そこには詐欺や欺瞞の世界として、昔の錬金術と同様、危険なものもあります。しかしながら、自分をこれまでの範疇の世界観を超えないと、その求める情報次元の世界には移行できないところがあります。
またたとえそういった情報に接しても、やはりメンタルなブロックが強くあると、行動を制限してしまいますので、メンタルブロックの解除との同時進行は必要かもしれません。(行動そのものが、メンタルブロックを解除させる装置になることもあります)
錬金術の世界に入ることは、マルセイユタロットでは「手品師」のカードで象徴されています。
このカードが「1」という最初の数を持ち、出発点であることも興味深いことです。なお、「手品師」は「仕事」も象徴しますので、お金を稼ぐ第一歩でもあるのです。
スピリチュアルな傾向の人は経済的なことやお金を後回しにしがちですが、マルセイユタロットの場合は、現実面での成功の道が最初であることも謳われており、マルセイユタロット的にも、それ(現実の充実)は無視できないものと言えるのです。
なお、お金の分野については、「宮廷(コート)カード」の通称コイン、「玉」の人物たちとも深く関係するので、注目するとよいでしょう。
