ルーマニアの墓碑

 NHKでやっています「シリーズ世界遺産100」、わずか5分という短い時間ながら、さすが世界遺産、なかなか興味深い場所ばかりです。


最近は東欧地方に巡ってきていまして、たまたま見てますと、ルーマニアのマラムレシュ地方の木造教会群が取り挙げられており、いきなり教会内部で、マリア像らしきものが飛び込んできました。マルセイユのタロットをしていると、マリア信仰みたいなものに関わってくることが多いので、自然注目してしまいます。(南仏のマリア信仰についての印象は、またいつか書きたいと思います)
 それはさておき、この地方の人たちはモミの木を聖木として崇め、教会から家、そしてお墓に至るまでモミの木で造られているということも紹介されていました。モミの木は常緑樹ということで、木の葉が冬でも落ちず、また枝が十字架のように広がっていることから「永遠で聖なる木」というように考えられていると聞いたことがあります。(余談ながら、そう聞きますと、タロットカードでは「20」審判というカードをイメージしてしまいますね)で、面白かったのは、お墓なのですが、墓碑に生前のその人を表す絵が描かれているんですね。牛飼いの人は牛を飼っている姿とか、そんな風なものです。そこでふと思いました。自分が死んで、もしここの地方の人みたいに墓碑に絵が描かれるとしたら、何が描かれるのだろうかと。。。やっぱり、今の時点の想像ではタロットしている姿なのかなぁ、、、なんて。しかし、それはなんか怪しいですな。「この人、カードで遊んで一生過ごした人なの?」みたいにいわれそうですし、下手すりゃ、「UNO名人?」とか誤解されそうで。。。それはそれで悪くはないかもですが。(笑)
 さて、皆さんは、ご自分の生きた証、自分の象徴として、どんな絵を墓碑に刻みつけますか? って、これって、遺言で決めるのでしょうか、それともやっぱり生きている周囲の人が決めるんですかねぇ・・・? ひたすら食べている姿とか、飲んだくれの姿とか、ただ寝ているだけの姿とかだったらなんかわびしいですね。しっかり、ちゃんと生きたほうがよさそうです。

コメント

  1. こんにちは。
    大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
    ルーマニアのマラムレシュのこともとりあげはじめました。
    よかったら、寄ってみてください。
    http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611

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