節制のカードを見て思う

 「今日のひとこと」でも毎日タロットカードを引いているわけですが、これとは別に、自分個人のためにも毎日カードを引いております。で、ここでも不思議なことに、


立て続けに同じカードが連続して出現することがあるんですね。まあ、確率論だけで科学的に調べれば、中・長期に統計をとっていくと、出たカードのそれぞれの出現頻度も確率論の範囲に収まるものなのだとは思うのですが、しかしわれわれのようなタロティストには、無視できない連続性として気になるのですね。
 で、最近つとに出てくるのが「14」の「節制」というカードなのです。このカードには、大きな羽を持つ天使様の人物が描かれており、その人物は二つの壷を手に持って、一方の壷から他方の壷へ液体を移し替えています。そのような絵柄から、カードの意味としては、「節度を保つこと」や、「人を救済すること」、また「集中すること」などが出てくるのですが、これだけでは、よくわからないかもしれませんね。詳しくは・・・えーと、タロット大学で勉強されてください(笑)。  ま、とにかく「14」のカードにはそんな意味があるんですね。
 それでですね、「14」のことを思いつつ、わがことをふりかえってみますれば、やっぱりまだまだ仕事は不安定で、お金の「節制」は当然しなくてはなりませんし、近頃風邪引くわなど、もっと健康面での「節制」も示唆されているところです。それに、誰かからの「救済」とか待っている甘い精神面もあったのかもしれませんし、そもそも周囲へのいわゆる「愛」や「奉仕」的な心も、近頃はササクレだっていたおそれもあったのかもしれません。自愛→他愛→慈愛的な広がりが狭くなっているような・・・。そんなこんなで、「節制」の出現がたぶん、連続していたわけなのでしょうね。と、いうようにいろいろと「14」について考えながら、ふと自分が食べているものを見ますと、なんとそれは、「リンゴ」だったのです。リンゴごときで、なぜそんなに大げさに驚くのかと申せば、実は「14」のカードの中には、とあるところに「リンゴ」が描かれているのです。うーむ・・・。皆さんも風邪引いた時とか弱っている時にリンゴ、食べたくなりませんか?すり下ろしリンゴっていうようなものも、小さい頃なら食べたこともあるかも、ですし。まさにわたしも、風邪だから食べていたわけなのですが・・・リンゴって癒しだよなぁ、と改めて思います。そんなことを思っていますと、逆に元気な時は柑橘系のみかんかえ? てな、段々と心は「14」のカードから、果物のほうに動いていくのでありました。。。春はいちごだよなぁ...いや、まだ早いって。

コメント

  1. kanmyo より:

    ども、宮岡さん。圓寂坊です。
    リンゴ…ですか。14【節制】のリンゴは縦切りですが、
    横に切るとどんな模様が出てくるか知ってます?o(^o^)o
    (実は私はやったことないので、受け売りですが。)
    …なんと!!芯が五芒星の形になってるらしいですよ。
    なんでもこの五芒星はコレ(乙女)を表すそうです。
    デメテル女神の心臓に隠れているコレは世界霊を
    表し、コレを表す五芒星もリンゴの中に隠れていた
    というお話。…チャンチャン。
    たぶんご存知でしょうね。失礼しました。

  2. miyaoka より:

    圓寂坊様、ようこそです。いやー、リンゴを切ると五芒星が現れるというお話、すごいです。デメテル女神との関連のご示唆もありがとうございます。無知で知らないことばかりでした。さすが、圓寂坊殿です。そういえば、リンゴ、縦切りがいわばハート形になっているのも、意味があるんでしょうね。それにしても、「リンゴ」は奥が深いものです。今日もまた食べてみます。横切りにしてみようかな。。。

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