すぴこんにて
天満橋で開かれましたイベント・「大阪すぴこん」に行って参りました。ちなみに「すぴこん」とは、
「スピリチュアル・コンベンション」の略で、精神世界系のサービスや商品を提供する見本市みたいなものです。タロットをやるまで、存在すら知らなかったのですが、今ではタロットブースとして出展するまでになってしまいました。さて、大阪すぴこん、えーと、最近風邪をひいてしまい、のどの痛みと頭痛が激しくて、とても行けるような状態ではなかったのですが、私が「神戸すぴこん」に出展していた際、応援に来ていただいたSさんが、お一人で出展されると聞いたことと、来月には私もまた「神戸すぴこん」に出展しようかと考えていたので、大阪のほかのブースも見ておこうかと思ったこともあって、行かせてもらった次第です。
大阪は神戸よりややこぢんまりとしておりましたが、ここもなかなか活気があって、Sさんのブースも盛況のご様子で何よりでした。Sさんのところで受けたカモワンタロットのリーディングや、他のブースでの別のサービスで受けたものも、同じ結果やアドバイスが出ていたことも、いつもながらの偶然の一致現象に改めて感心しております。それと同時に、こういった精神世界と、いわゆる一般的で普通の現実世界とのバランスをとることも同時に考えさせられるわけです。例えばタロットリーディングする時でも、直観のようなひらめきがないと鋭い読みができないのですが、かといってその状態を日常生活に持ち込む感覚はまた異常な面があるとも言えます。さらに、日常感覚と常識を無視してのアドバイスは、相談者側に立ったものではないアドハイザーの独りよがりのものとなる危険性もあると感じます。しかし、一種の超越した能力を、相談者側がアドバイザー側に求めてくることもあるでしょうから、スピリチュアル性と現実性のバランス問題は、非常に難しいところがあるといえるでしょう。スピリチュアルに比重の高いアドバイザーの中でも、優れたお方は、いわゆる「グランディング」と呼ばれる地に足をつけた感覚を十分に施した上でアドバイスされているようですので、信頼できる方のはバランスがとれているのだと思います。私自身はまだまだ修行が足りないと思っておりまして、スピリチュアルな感覚には鈍感なほうですし、ほんとだめだなぁと反省する日々です。