タロットを社会生活で活用する。

私は社会人としてはほとんど地方公務員をして過ごし、その間はタロットは全く関心がなかったので、実生活でも社会でも当然ながらタロットを活用することはありませんでした。


その後、タロットと出会い、公務員を辞めてタロットで生きていくようになった時、一時期アルバイトもしておりました。


いわば、その時はじめて実社会でタロットを活かす機会に恵まれたわけです。


私がまずやったのは、アルバイト先で覚えなければならない仕事の内容を、タロットカードを使って記憶させたことです。


何も道具がないままやるよりも、格段に早く内容を覚えることができました。


もちろん人間ですし、私も中年の域の年齢ですから、若い頃よりも暗記能力は落ちていますし、忘れやすくもなっています。


けれどもタロットのいいところは、カードには絵があり、つなげていくとストーリーと意味も存在しているということです。


一見無関係に思えるタロットと仕事の内容も、このタロットの絵と物語を利用すれば、年齢に関わらず、覚えやすくなるのです。


覚えやすいというのも重要ですが、それ以上に大切なのは、タロットをイメージするだけで、タロットに関連させて記憶した事柄を思い出すことが非常に容易になるということです。


次に、どの職場でも嫌なことがあったり、煙たい人間はいるものです。


それらをタロットカードに当てはめて考えることで、腹の立つこと、憤ることもワンクッション置かれ、冷静に考えることができました。


例えば、「ああ、この人は隠者の逆なのだな」とか、「悪魔になろうとしてなれずにいるなぁ」などその場で思うことで、自分の感情が柔らぎます。


また帰宅してからタロットを展開して、その人なり、その事柄なりを分析することで落ち着くこともできるのです。


さらにカモワン流の展開法ならば解決カードも出るので、どう対応すればよいのかもわかります。たとえ自分でわからなくても、同じタロットを学ぶ仲間を作っておけば、リーディングの手助けもしてくれます)


実際、私の働いていたある職場で、大変うるさく理不尽なお客様がいらっしゃいました。非常に感情的にどなられて、それは結構堪えました。


この時は強気で出たほうがよいようにも思えましたが、タロットカードの展開ではできるだけ丁寧に、そして相手の事情を思いながら対応すべしと読めました。その方の背景もカードをリーディングすることでなんとなくわかりました。


そうして、タロットカードの通り、少しビビリながらも(笑)相手のことを考え、愛情をこめてその後対応したところ、最終的には穏和な状態にその人も変わられました。


タロットといえば「占ってもらうもの」という感じで、あまり実社会の場面では役に立たないと思えるかもしれませんが、このようにとても活用のしがいのある道具なのです。


これはほんの一例であり、まだまだタロットを実生活に役立てる方法や技術はあると考えられます。

コメント

  1. terimu より:

    すごいですね!!気になる人がいるとしたら、自分はどう出ればいいのかの、目安もつきそうですね。 (^-^)/

  2. >terimuさん
    これは本当に使えますから是非やってみてください。解決カードがあるのはカモワン流のいいところですね。

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