講座やセミナーの選択で。

学びシリーズではないですが、今日も学習の話です。


あなたは何か資格や技術などを身につけたいと思って、講座やセミナーに出たものの、思っているような内容ではなくて、投資を損した気分になったことがあるでしょうか。


内容はよかったものの、自分の求めるものとは違っていたという場合ならばまだいいのですが、内容自体、とても低レベルであった、ひどかった、ということだったなら、これは大損した気持ちでしょう。


逆にあまりに自分には難解で堅苦しく、自分には合わなかったという場合でも損した気分になります。


そしてまた自分に適した内容を提供している講座を探し、受講し直すかもしれません。


すると、結局いずれにしても金額的には余計にかかることになります。


お金の価値というものは、自分の満足度に関わっていますから、ある人が「あれはダメだった」と言っていたとしても、実際自分が受けてみると満足したということもありますし、その逆もあります。


特に心や精神世界系の講座は目に見えないことの解説になってきますから、そういうことは起こりがちです。


そしてこの記事でこれまで述べてきたことを考慮すると、「どのように講座を選択すればよいのか」がわかってきます。


まず自分がどのレベルの技術や内容を求めているのかを考えること。


さらに、それを仕事にするのか、趣味にするのか、自己実現や自己表現のツールとして使うのかという目的を明確にすること。


さらに精神世界や心理など、目に見えない部分を扱う分野の場合は、自分に合う(感覚・直感、人柄、考え方など主義主張なども含む)先生を選ぶということが大切になります。


特に最後のところは、お金(投資)の価値は人の思いで決まるということを書いたように、自分の満足度は感性や感情が支配していることが多いですから(カモワン版マルセイユタロットでは「正義」よりも「悪魔」が上に来ていることに注目)、教える人と教えられる人が合う・合わないという部分は重要になってきます。


もうひとつ、目的が「学んでいる技術で仕事にする」「自分の人生を質を高める」ということであるならば、それなりの投資は必要であり、教えている人もそれで生きている(生活している)人を選択したほうがよいでしょう。


教える内容の真剣度や真摯さにおいて、片手間にやっている人、生活がかかっていない人よりも大きく異なってくるからです。言葉の重み(言霊的なもの)も違ってきます。


結局、自分で「縁」を「選んでいる」ので、もちろん先生も重要ではありますが、最終的にはすべては自分にかかっていると言えます。


ですから「どういう自分にしたいか」「どういう人生にしていくのか」という自分の思いによって、自然にそれにふさわしい学びの場所に引き寄せられていくことになるのです。


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