楽になる言葉
タロット講義を提供する生徒さん(受講生さん)たちに、特にリーディング技術のところで、人間の中の階層やレベルというものをお話することがあります。
それは実は、自分(私)自身にも問いかけ、話していることでもあります。(この自分自身に話をするという見方は、タロットを取り扱い、理解するうえにも重要な観点だと思っています)
簡単に言えば、人にはいろいろなレベルの自分が同居しているので、どの自分(相手)のレベルにフォーカスインするか、あるいは逆にフォーカスアウトさせるかを考えると整理しやすいというものです。
そうすると、自分の悩みとかつらさとか、反対の希望とか願望というのも、どのレベルによるものなのかということが見えてきて、だいたいは楽になります。(タロットリーディングする側も、です)
この考えによって一言でもし言い表す「楽になる方法」があるとすれば、以下のような言葉たちとなります。
「すべては大きな意味でうまく行っている」
「宇宙(神)目線では何も問題がない」(宗教的慣用句では「すべては神の思し召し」)
「人生はゲーム、演出、体験」
「この範囲では対策しておく必要がある」(逆に言えば、その範囲だけでよい)
「いつかよくなり、また悪くなり、そしてよくなる(いいも悪いも期間・範囲限定、循環してくもの)」
「本当にそれは問題なのか?」
「やるだけやってみる、あがいてみる(それでだめなら仕方なし)」
「悪い状態になっているのなら、今の範囲でできるやり方を変える」
「世界は自分が作っている(だから自分が楽になれば周りも楽になる)
「世界は共同作業によって成り立つ(だから人の助けを借りてもよし)」
「(真の)心には嘘をつかない(けれど、行動や表現は臨機応変)」
ほかにもたくさんありますが、ま、とりあえず、こんなところを挙げておきます。
一見矛盾するような言葉同士もありますが、自分が楽になるもの(言葉)を選択していただければよいかなと思いますし、自分なりの楽になる言葉(使っているうちに、パワーを持つようになります)を創作して使用されるとよいでしょう。
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