恋愛について語ること。
タロットの相談で多いのは、生き方(自分の生き甲斐、方向性)、人間関係、仕事、そしてやはり恋愛です。
私自身は容姿が特別によいわけでもなく、かなり奥手なほうでしたし(いわゆるオタク系だったといえます(^_^;)、とても昔は恋愛を語れる人物ではなかったのですが、その分、古くから恋愛についてずいぶん考えを巡らせ探究もしていました。
そのおかげか、実践に移していくようになってからは、まあ普通に恋愛もでき、さらにはどうにかこうにか人様の相談にも応じられるくらいの経験と知識もついたように思います。
とはいえ実際の場面では、信じられないような話やありえないと思える関係・体験の相談を受け、恋愛というものは本当にすごいものだと日々感じているところです。
私は先述したように恋愛のテクニックについても一時、えらく熱を入れて研究していたこともありますが、それはまあ、言ってみれば若き日の自分のためのものでした。(;^_^A
ただ結婚し、いい年である今となっては、そういうものを教えるのも話すのも、ちょっとむなしいものであると感じています。
その手(いわゆる恋愛テクニック)のことは、私のようなおっちゃん(笑)が語るまでもなく、たくさんの方々が各場面に応じた有効で優れたものをご提供されています。
それよりも私は、「恋愛をなぜしてしまうのか」「そして恋愛は人生にとってどう影響し、どう活かすべきものなのか」などといった面から分析し、恋愛体験を意味あるものにすることに焦点をあて、その意識と観点でのリーディングとセミナーを実施しているところです。
またどうせ恋愛をするのなら、あまり自分にとってよくない恋愛をするよりも、よい恋愛になるようもっていくほうが回り道しないですみますので、テクニックうんぬんというより、そういった方向性を目指しています。
ま、それも技術といえば技術かもしれませんが。(苦笑)
ただそうは言っても、恋愛は自分の思うとおりにならないものであるから、悩みごとでも人気の分野となるものです。
恋愛は理不尽なものです。でも、一言でいえば、その理不尽さを経験することそのものが大切ではないかと私は考えています。
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