相手のための心地よいリズム
今回も花火ネタです。(笑)
昨日、花火を見ていた時、少し気になったものがありました。
それは上空を飛ぶヘリコプターの音です。
たぶん上から街の夜景とともに花火を見ようというゴージャスな企画があったのでしょう。(ちょっと、うらやましいかも(^_^;))
しかし、周囲の人は迷惑そうでした。(私もでしたがf^_^;)
それは花火というものは、色(光)と音がセットになっているものだからです。
ヒュ~と打ち上がって、ドーン!と玉がはじけ、パパパパンと音がして広がっていくカラフルな色彩。
これに感動するんですね。
あるいは、花火はそのようなものだと経験的に知っているので、予想通りの音とリズムで迫ってくることに快感を得ていると言ってもよいです。
そこにババババ・・・というヘリコプターのような大きな異音が響けば、予想とリズムを崩されて不快な気持ちが生じます。
実はこれと同じことを結構人はよくやってしまいます。
それは相手の作業や会話のリズムを崩してしまうということです。
例を挙げましょう。
相手がリズムよく自分から話し込んでいるのに、途中で話の腰を折り、つい自分の言葉や意見を差し挟んでしまうようなこと。
相手がパソコンで集中して調べものをしているのに、つい自分の都合で質問してしまうようなこと。
うれしいことがあって相手が楽しく報告しているのに、自分はトーン低く、ただ聞き流すだけの態度になっていること。
要は相手の流れや相手が期待している反応を無視して、自分の都合やリズムだけで応対していると、相互に違和感や不調を感じて、関係も気まずくなることがありますよ、ということです。
このことはタロットでも「運命の輪」のカードを中心にして、いくつかのカードでも説明をすることができます。
それはさておき、相手のリズム・トーンに合わせて会話をすると、相手も心地よく感じて、こちらに好印象をもちやすくなるので、意識してみるとよいでしょう。
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