決断・実行か、停止か。

昨日、大掃除の話を書いたら、とたん自分自身の浄化や調整も始まってしまった私です。わかりやすすぎるぞ、私の体。(笑)


ということで、ちょっとヘロヘロになりながら書いています。(^_^;)


今年一年、タロットリーディング、タロット講義での実践練習等で皆様のカード展開をたくさん見てきました。


もちろん、その時その時、人それぞれの問いであり、出方も違うわけですが、大きくわけてふたつの傾向があるように感じられました。


ひとつは今まさに決断して実行すべしという状況、そしてもうひとつは今の状態をよく観察し、見極めた上で次に移るというようなものです。


これは今年に限らず、たいていのタロット展開で示唆される二種類の傾向なのですが、前者においても、現状への惰性や甘えのようなもので来ている方と、反対に積極的な目標があって、そのためには今の自分を転換しなくてはならないという場合に出ます。


後者(現状や過去を観察する)は結果を焦りすぎていたり、比較的順調に進んでいるものの、そのためにかえって油断が出たり、前ばかりを見ているため、これまでの経緯・過程を振り返る余裕がない時などに登場します。


このようなことは、意外と自分ではわかっているようでわからないものです。


客観的に自分を観る方法が少ないこともありますし、あることを強く思っているとその視野の中で情報を得ようとするので、逆にいうと、ほかの部分はそぎ落とされてしまうこともあるからです。


ですからタロットは有効なのです。


タロットは絵柄のついている根源的な象徴体といえますから、カードを見ることにより自分を客観視することができますし、自分でわからなければ他人のリーディングによって理解を促進することができます。


さて、決断して実行するか、あるいは立ち止まってこれまでのことを整理してみるなどのふたつの狭間において、キーとなるカードがあります。それは「節制」です。


なぜなのかについては次回ご説明しましょう。

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