あなたの「世界」を充実させるには

ブログを毎日続けていますと、自然と記事が積み重なってきます。


それをたまに自分で読み返してみると、周期的に同じようなテーマを繰り返していることがわかります。


私の記事はいつもタロットとともにあり、タロットを通してアイデアや話の種が湧いてきます。


自分の中にある、あるいは世の中に存在している事柄が、タロットというフィルターを通して刺激され、取り出され来るという仕組みでしょうか。


それはタロットから語りかけてくれるかのような感覚もあれば、最初に書こうと思っていたものが、実際に書いているうちに、タロットの「何か」に影響されて、いつの間にか別のことを表現してしまっていたりするということもあります。


こういう時は、タロットの霊的な存在の働きかけを感じることがあります。


さて、今日もそうした感覚で思ったことがあるので書かかせてもらいます。


実は前にも書いた内容 とほぼ同じなのですが、どうも、もう一度別の形で記事にしなければ・・・という感覚になったのですね。


さてカモワン版マルセイユタロットには人間完成の道を描く至宝絵図である「タロットマンダラ」というものがあると何度もお話しているところですね。


これはタロットカード大アルカナ22枚が使われています。


22枚はあらゆる事象(事柄)の象徴であり、その構成は「愚者」というカードとほかの21枚のカードにわかれます。


簡単にいえば、「愚者」は私たちそれぞれ自身であり、ほかの21枚は人間完成に至る過程での課題やテーマだということになります。


ということは、私たちは21の数で表される世界の様々なことを体験したり、経験しなくてはならないとも言えます。


もちろんこれは現実世界だけの話に留まらず、精神的な世界、霊的な世界の話も含まれているのですが、反対に実際の現実世界だけでとらえることも可能なのです。


つまり、私たちは今の現実で生きているこの世界で、できる限り経験したほうがよいのだという解釈にもなるのです。


お金や時間、人との関係、環境などのいろいろな要素によって私たちは制限を受け、束縛され、実際には経験できないことが多いのも実状です。


しかし、それは真実でしょうか?


あなたは、実は「あれは無理」「これはダメ」と自分自身で決めつけ、制限してはいないでしょうか?


確かにどうしても「今は」無理なこともあるでしょう。


けれども、無理だと思っているから無理になっているだけで、「できることもあるかもしれない」「もしかすると、可能かも」「少しくらいやれるのでは?」という考え方に変えるだけで、可能性は少なくとも未来には広がっていくでしょう。


霊的には現実(の体験)でしか変化しないことがあるとも言われています。


また現実世界だからこそ、激変と改善が実はしやすく、起こりやすいのだという説もあります。


前の時でも書きましたが、たとえ輪廻転生説が真実であったとしても、今の「あなた」として生きるのは一度キリです。

 

とすれば、小さなことや失敗におびえ、本当はチャレンジする勇気を持てばできるのに、未経験で終わったり、やり過ごしてしまったりしていることがあるのなら、それは実にもったいないことになります。


とは言っても、無謀に生きていいというわけではありません。


ただ、自分で自分を縛り付け、安全・安定をひたすら求めて暮らしていく生き方は、せっかく世界一周の船旅をしながら一度も港には降りず、ずっと船内で過ごすようなものです。


あなたはもっともっと体験と経験をして、タロットでたとえられる21個の「世界」を充実させていってください。


そして人生を面白くするには「愚者」のように、楽観的に、こだわらず、エンジョイすることにあると思います。


かくいう私自身ももっと経験を広め、この「旅」を深めていきたいと思っています。

コメント

  1. terimu より:

    サントボームでの経験も、とてもうなずけます。
    水や花が揺れることは以前お伝えしましたが、人と同じでなくてはならないということはなく、それ以上でもそれ以下でもなくても、唯一自分の経験です。求めることには誰かが、何かが答えてくれますね。生きるということには、どんなことも経験して体験して解ることがありますね。そして、ほんとに今の自分は1度きりです。だから経験したいですね。

  2. >terimuさん
    深いコメントとご示唆ありがとうございます。
    水や花が揺れるのに意味があるのでしたね。求めることには誰かが答えてくれる、だから生きることにも意味がある、こちらも勉強になります。

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