自分の好きな役割

先日の土日と2日間ほど旅行をしておりました。


これは近いうちに個人名でのタロット講座及び各種講座展開を、新たに屋号をつけてひとつの「機関」としてスタートするための、いわば記念旅行みたいなものでした。


タロットでいえば、「13」と「愚者」を並べたような感じです。


新しい機関の内容については、いずれまたここでも発表したいと思っています。


さて、この旅は今までもルームの提供などでご協力いただいていたマルセタロー氏とともに行っておりました。


面白いもので、旅でのそれぞれの役割は自然と決まっていました。


私は企画・コーディネート全般。マルセ氏は現地でのコミュニケート実体験のファーストコンタクトなど担当していました。


タロットカードでいえば私が「女帝」で、マルセ氏が「皇帝」や「手品師」を担うといったところです。奇しくもソウルカードは私は「女帝」で、マルセ氏は「皇帝」をもっています。


そういうこともあって、役割分担がうまくできていたのでしょう。


ただここで大切なことは、「役割を自然に楽しめる」ということです。いわば、これが今日のテーマでもあります。


たとえば、今回の旅でもマルセ氏と私の役割を変えたとしても、それなりに旅行は成立したと思います。


そしてもしこれが完全に仕事だとしたのならば、自分があまり向いていない、したくないといったものでも、やらねばなりませんし、強制力によってとにかく行うことでしょう。


けれども、やはり人にはある程度自分の好きな役割というものがあります。


旅ということでいえば、私の場合は、旅行を企画し、宿やルートを手配し、メンバーが楽しめる観光地を選択してスムースな行動ができるようスケジュールを組み、なおかつ案内していくのが楽しみであり、何よりもそれによってほかのメンバーが喜んでもらうことを見るのが好きなのです。


従って逆に誰かにコーディネートされて、至れり尽くせりで「どうぞ、目一杯堪能してください」と実際に提供されても、あまり楽しくはないかもしれません。


人から見ればコーディネートすることで忙しく働き、まるで旅を全然楽しんでいないように見えても、本人は添乗員的なことをすることで実は楽しみ、喜んでいるのです。


これとはまったく逆の人もいるでしょう。たとえば、何より自分が体験してエンジョイすることで、その喜びの波動を自然に周囲にもたらし、他人も影響を受けて楽しんでいくというタイプの人です。


旅を例にしましたが、ほかのことでも同じです。


自分が楽しめることは、他人にとってはそうではないこともあり、また人が楽しんでないように自分が思っていても、その人は実は結構楽しんでいることもあるということです。


結局、人の感じ方はいろいろなのです。どこで、どのようなポイントで楽しめるのかは人によって違います。それが個性でもあり、意外にも大きな天命的なものともつながっている場合もあるのです。


これはタロットカードでは、「恋人」カードと「審判」カードのつながりで見ることができます。


そうすると自分の楽しめる役割を行えば、仕事でも遊びでも喜びとなるということが見えてきます。



皆さんも自分が楽しめる役割は何なのか、思い出してみてください。それは他人に期待されたり、押しつけられたり、言われたりすることではなく、自分が気付き、知っていることでもあるのです。

コメント

  1. マルセタロー より:

    遅ればせながら、先日は有難うございました。ほとんど段取りしていただきまして、ワタシは便乗させていただくだけで申し訳なかったですが、おかげさまで、充実した時間をすごさせて頂きました。本当にリフレッシュ&パワー充電という感じで、いまだにフワフワしたような感覚がありますが…(笑)。またパワースポット巡りなど企画して、楽しんでいきたいですね。

  2. >マルセタローさん
    こちらこそどうもでした。
    おっしゃるように独自目線のパワースポット巡り、今後に計画して実施していきたい考えております。その節はまたご協力お願いいたします。

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