メールでのコミュニケーションのポイント

現代はメールのやり取りがコミュニケーションの大きなツールや方法となっています。


必然、顔の見えない相手と文章で交流することになりますから、どちらかの一方的なこと(思いこみ)も増えてきているでしょう。


そこからコミュニケーションの行き違い、齟齬というものも発生します。


ビジネスにおいてはビジネスメールの慣習も常識もかなり浸透して普遍的になってきましたので、その形式に則っていれば問題はあまり起きないでしょう。


しかし半公的なことや、プライベートなことになりますと、結構問題は起きているのではないかと推測されます。


その要因はやはり、その場では顔が見えない相手とのコミュニケートであり、直接対話をしていないということにあるでしょう。


そしておそらくは「時」や「間」と呼ばれる、その人固有の感覚的な時間軸・回転のようなものが影響していると感じます。(タロットでいえば「運命の輪」)


まさにタイミングや、間が合うか合わないかの問題と言えそうです。


お互いに関心が強くある場合は、引き寄せ合って互いの時間の回転率のようなものも同調し、比較的メールであっても違和感のないペースでやり取りができると思います。


しかし普通の関心の時や、ましてや一方が強い関心を抱いているのに、他方がそれほどでもないといった場合は、そのペースがちぐはぐになってしまうのも当然といえば当然です。


これにもともと本人が持っている時間感覚・回転率というものがあり、それが他人と大幅に異なっていれば、これも合わせる理由(仕事か個人での関心)がなければ自ずと不調になるでしょう。


実際に会って話をするコミュニケーションでは、表情や態度など、言葉だけでははない相手全体の雰囲気を感じ取って、自分も相手も時間感覚を同調しようという働きがスムースに行われることが多いのですが、相手が見えない場合はそうも行きません。


ここにメールだけのやり取りで交流を図っていくことの難しさがあります。


ただ反面、その場では実際に会っていないので、過剰に相手を意識することなく(気遣うことはなく)、意外に本音を出し合うことも可能なのがメールでもありますね。


しかし、それでも時間の回転率を合わせることは難しいかもしれません。


最初からメールのやり取りのタイミングが合う人というのは、お互いにその時点で関心を寄せ合っているか、二人の時間軸が同調している関係であるといえます。


この同調には、自力で行えるものと、天や神とも呼べる自然からの同調のものとがあることはあまり知られていません。(タロットからの教えでもあります)


天からの同調はシンクロニシティや、といった現象でなされることがあります。


しかし、その同調にもまったく自力は必要ないかといえばそうではなく、自力の部分とともに天からの働きかけで、二人の時間軸や回転率が同調し、コミュニケーションや出会いがかなうといったものとなります。


同調があるのですから、反対の非同調・不調、つまり別離や不和なども自力とその他のものがあると言えます。


ということは、結局は、自ら天や自然との同調を大きな意味では果たし、局所的な意味では、相手を思いやって同調していくことで、スムースに物事が流れていくと考えられるのです。

コメント

  1. はでふ より:

    タロットのスキルアップの為に、無料で占いをしていますが、おっしゃっていることが納得ですし、同感です!
    相談内容もこの手のすれ違いが多いのです。
    コミュニケーションツールと考える人と、連絡用と考える人。出会いのタイミングもすごくわかりますo(^-^)o

  2. >はでふさん
    コメントありがとうございます。
    結局、人との交流は、メールであれ、直接であれ、自分と相手との違いと同じものを実感しつつ、自らを成長させることにあるのかと思いますね。

タロット講師 宮岡和宏 へ返信する コメントをキャンセル

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