問題やトラブルのひとつの考え方
マルセイユタロットを見ていますと、「ああ、なるほど」と人生の仕組みに気がつかされることが多々あります。
これもそうした中のひとつのお話です。
あなたにも経験があるかもしれませんが、今まで順調に行っていたものが急にトラブルに見舞われたり、うまく行かなくなったりするようなことがあります。
特に仕事関係では多いかもしれません。
そういう場合、もろちんいろいろと原因は考えられるのですが、ひとつには、次の段階に移行するための復習や修了試験のために発生する場合があるのです。
どういうことかといえば、あなたがやこれまでやってきたレベルでの学びや作業が、もう十分な段階に来た時、あえて本当にそれを修めたかどうかを確認するため、天(あるいは自分自身)が与えている試練・テストであるということです。
ですからその問題というのも、今までのことで対応できるはずで、意外にも基本的なことを見直しされることが多いです。
時折、反対に今のレベルで対応ではできないけれども、あなたがもう少しレベルアップすれば可能で、その意志が問われる内容のものもあります。
いずれにせよ、絶対に無理なものではないのです。
この、「問題が発生すること」により、改めて自分の本当のレベルを知ることができます。
慣れていたことでも、切り口が変われば慌ててしまう自分を発見できたり、まだ完成していなかったことを体験できたり、まさに復習とテストの意味合いがあるわけです。
これは逆に考えますと、自分に問題が起こったときは、次の移行段階が来ていると取ることもできます。
運が悪いとかついていないとか、どうしてこんなことが・・・と自分の身に起こるトラブルについて人は悩んだり怒ったり、悲しんだりしますが、こうした観点を持つと、実は問題は天恵であり、自分が進歩している証拠でもあったりすることに気がつくことになります。
そう考えますと、結局、問題から逃げることは損なことだと言えます。
普通、「逃げる」ことはドラマでも小説でも「逃げ切れる」ということは難しいですよね。(苦笑)
たとえうまく逃げても、よほど無神経な人でない限り、逃げたこと、逃げている状況に日々思い悩むことになりますので、気が休まらず、自身を正当化するなどする心苦しさなどで、やはり気持ちの良い人生を歩むことが難しくなります。
「問題」はあなたを次のステップに進むためのものなのですから、積極的に活用して行きましょう。
なかなか、難しい問題でもありますよね。
その程度で「逃げるな」と言いたくなることもあれば
命を落とすくらいなら「逃げれば?」と言いたくなることもありますし(;^_^A
逃げか卒業か…
線を引くのは、結局本人次第といったところでしょうか。
>3と21のタロットリーダー☆しょういちさん
もちろん、これはあくまで「ひとつの考え方」ですから、問題への対処やとらえ方はそれぞれだと思います。ここで書いているものは、自分で対応できる(はずの)確認のための問題レベルですので、関わるか逃げるかの判断が難しいものというより、タロットでいうと「神の家」的に「取り組むべきもの」として「自分で自ずとわかる」ケースのものを言及しています。
先生のブログに伺う時は、何かしら、自分に迷いのある時だなぁ~と、思います。
で、今日のお題も
そっかぁ~と、沁み 心に落ちました。
このところ
なんで同じパターン繰り返してばかりいるんだ⁈私… と、凹むことがあり、成長しない自分が情けなく思い…
これでもか…って、何度も何度も
試されてるんですね。同じような体験しても、中々上手く対応できないのが辛く、しんどいのですが、アリの歩みでも進歩しているのかもしれませんね。
元気出して、頑張ってみます。
ありがとうございます。
>ぐーちゃんさん
そうですね、繰り返しでも成長することだけではなく、ここに書いたようにテストみたいな意味もあったり、自分が思う成長とは別の成長のためであったりします。それでも大きな意味で(神の視点)ではやっぱり「自分の成長」のためなので、現実問題ではうまくやらないといけない面はあるでしょうが、究極的には成功・失敗は関係ないことになるでしょうね。