タロット講座の変容予告

まずお知らせです。

元旦に募集いたしましたお年玉企画、無料リーディングのほうですが、当選者が決定いたしました。石川県のF様、おめでとうございます!

なお、無料タロット講座(入門編)
のほうは、まだ募集期間がありますので、どしどしご応募ください。締め切りは1/11までです。

では、今回の記事です。

マルセイユタロットの使い方には様々なのものがあります。

そのことは私のブログでも、わざわざ「タロットの使い方」というテーマを設定しているくらいですから、そこをクリックしてもらうだけでも数あることがおわかりいただけるかと思います。

とはいえ、大きくわけると「使い方」は二つに分かれると言えます。

それは自分に使うか人に使うかという観点での二種類です。

前者、つまり自分に使うというのは、タロットを象徴ツールとして思考・物事の整理を行い、さらなる高い境地へと自らを導くような使い方です。

後者の人に使うというのは、いわゆるタロットリーディングを人に行うということになるでしょう。

そして、私のタロット講座でもこのふたつの方向からお伝えしているわけです。

ここで今までこのふたつを教えてきて、少し難しい点があることに気がついてきました。

と申しますのも、自分で使う場合はタロットを象徴として深く理解していく必要(タロットリーディングでも同じではあるのですが)があり、そのためには知識的なことも学ばなくてはなりません。

一方、リーディングも象徴学的なことは入りますが、リーディングそのものの技術を研鑽していくことも求められます。

そのため、バランス配分や時間の問題として、まかり間違うと、どちらも中途半端になることがあったり、受講者の要望・価値観によっては、求める講座内容と違うことに感じたりすることもあります。

実は、他人にタロットを使う場合でも、結局のところ、自分に使うことと同意義な部分もあるのですが、そのことに真に気がつくためには、深いタロットと象徴の理解が求められます。

これまでの私は、そこに到達していただくよう、かなり知識的な面を強化してタロットをお伝えしてきたのですが、人によっては、そんな遠回りよりも、他人リーディングを早くできるようになりたい、技術的な向上をしたいという人もいらっしゃるわけです。

タロットリーディングを仕事にしたい、ボランティアでも生き甲斐として行っていきたいという方には、現実的にはリーディング技術向上は至上命題であり、有り体に言えば、「タロットを読めるようになりたい、読めなくては意味がない」と思うのは当然です。

ということで、今後、私はタロット講座のステップを少し修正していこうと企画しております。

これまでは基礎講座(ノーマルとハイクラス)があり、次にタロットリーディングにる対人援助を目的とした発展コースのふたつで構成しておりました。

このうち、基礎講座は内容的には変えませんが、ノーマルにおいても前もって他人リーディング(プロ的に)を将来希望するかどうかなどのご希望は確認して行きたいと考えております。(ハイクラスは事前面接制なので確認済)

それによって多少、内容を変更することもありえます。(基礎知識としてはどれも共通にお伝えいたします)

その後はリーディング技術だけに特化した講座、タロットによる総合的対人援助の講座(従来の発展コース)、そして自分使いのタロットに絞った講座の三本立てで構成し直そうと思っております。

私は無理にタロットの学びをお勧めすることはしたくありません。

ご自分の心理的・実際的(経済等)状況、将来の希望などを自らで検討していただいて、それぞれのコースに進むもよし、基礎で終えられるのもよしだと考えております。

もちろん学習するうちに、気持ちや状況の変化、気づきが起こるなどして、当初とは変わってくることも普通にあります。それはそれでOKです。

実際にタロットを学んでいるうちに、自分の心理的・実際的問題が解決していき、成長や発展を実感される方もいらっしゃいます。

つまりは自分とその状況が変わったわけですから、学びへの要求・スタイルも変化するのは当然と言えます。

ともかく、真理・根本は変わらないとしても、現れるものとしては、すべてずっと不変ということはありません。それが宇宙の流れでもあるからです。

従って、私のタロット講座も、普遍的・不変的なものは変わらないにしても、提供する形・表現としては変化していくのも自然だと言えます。

二段階目(基礎講座の次のステップ)の新しい講座は、この春以降に提供できればと考えております。

また将来的にはマルセイユタロットを教えるための講座も企画したいと存じます。

皆様、どうぞ、よろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Top