再掲 タロットへの質問

何度か扱っているテーマですが、また「タロットへの質問」について書こうと思い立ちました。

ところが、自分のアメブロサイトに、二年前の同時期に書いた「タロットへの質問」に関する記事があがっていまして(笑)、偶然のような必然かと思い、再掲載しておくことにします。

この記事自体は、「占いからの脱却を観点にした“タロットへの質問”」についてですが、占いのことは抜きにしても、タロットへの質問そのものが、タロット活用(の種類)を変えていくことが述べてありますので、タロットリーディングする者にとっては、結構、重要な記事かと思います。

特に後半は、自分に対してタロット使う(自己リーディング)する場合の方法を、質問のやり方のほうからふれていますので、自己リーディングは難しいという人には、是非読んでいただきたいと思います。

2018.9.17の記事「占いから離れるタロットの見方」

 

ここで、また少し補足しておきます。

タロットへの質問は、タロットリーディングには必須なものと考えられていますが、実はそうでもありません。

特に、自分を洞察したり、客観視したりする自己リーディングにおいては、質問があるほうが読みにくい場合もあるほどです。

ですから、質問はあえてせず、タロットを展開してから(引いてから)質問を見つけるという、逆の方法もあるのだということをお伝えしておきます。

カードが出たあとで、それを見ながら、「自分は何を質問したかったのだろう?」と推測するわけです。

結局、絵柄から想起されることは、図像という「象徴」を通して、あなたの意識(顕在・潜在含む)にあったものを言語化、表面化させたものと言えます。(そうとも限らないことも、本当はあるのですが、ここではそれはひとまず置いておきます)

ならば、質問はなくても、それはあなたの関心や注目として浮上してきたものなので、いわば「答え」みたいなものと見ることができ、そこから逆算すれば、質問もわかってくることになります。

質問とは知りたいことでもありますから、まやかしではなく、本当の意味で、自分が求めていたものとなり、「ああ、私はこの質問がしたかったのだ」と気づくことにもなります。

この場合、変な話になりますが、真の質問の発見ために、タロットリーディングしていることになります。

タロットリーディングは、ある意味。答えを探すものというより、質問を見つけるための方法になることがあるのです。

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