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タロットアドバイス 11/4
世を見渡せば、学ぶべきものや人はたくさん存在します。今は出会っていなくても、求め続ければ必ずあなたの前にそれは姿を現すことでしょう。また今は教えを受ける余裕がないと思っていても、すでに購入した本やあなたが体験してきたこと、日々の日常生活からでも学べるものは考えている以上にあります。学ぶことはもちろん知識・経験の蓄積と向上につながるものですが、まずは受け入れることへの喜びがそこにはあります。「受け入れられる」ということは、自分の空間拡大と余裕に関連し、自分への信頼や豊かさへもつながっていくことでしょう。たとえ苦しい環境でも、すべてをブロックしてしまうのではなく、ほんの少しでもでも学びの自覚を持ち、自分の中の一部の空間を開けるような感覚で、学びを「受け入れる」ことができれば、何かが変わってくるのではないでしょうか。
タロットアドバイス 11/3
人は思ったよりも、自分に厳しくし過ぎていることがあります。心の中に正義の刃(やいば)を何本もつき立てているようなものです。それが自分に向けられている時と他人に向けられている時があります。
世間は言います。完璧であること、向上心を持って常に努力すること、効率よく無駄なく生きること、成功を目指すこと・・・それが人生のよい生き方であるなどと。そして、いいかげんなもの、自分に得にならないもの、非効率なもの、不合理なもの、そんなものや人とは無縁にすべきと勧められ、自分の中の「正義」に過剰な人は、そのことを忠実に自分に再現して、結局自分を追い込んでいくことになりかねません。
生き方は人それぞれです。どんなものの中にも神性を見つけることは可能であり、影を見ることで光を強く意識することもできます。
強くあろうとしながらも誘惑に負けたり、頑張っていても失敗したと思い悩む、あるいは誰かを手本に自分もやってみたけれどうまく行かなかったことで、自分は人よりも劣っていると悲嘆してしまう・・・けれどもそれは、その人がとても正義な人であるからで、またとてもすばらしい心を持っているから起こることだとも言えるのです。最初から正義でない人は、悩むこと自体も少ないでしょう。
まずは自分の中の多様性や多面性を見つめ、ダメなことばかりでない自分、緩やかでいてもいい自分を発見し、少しくらいの「悪魔」でいることを認めると楽になるでしょう。なぜなら、タロットにおいては、「正義」よりも「悪魔」が上に来ているからなのです(※単純な優劣ではありません)。
この場合、「悪魔」は正誤の二元を超えた自分の心にある多様さ、可能性、人よりも自分自身をまず尊重できる特別な思いを表していると考えられるでしょう。
だから、「正義」が真の意味では「正しいことではない」と思い、自分の中の「悪魔」と仲良くなることです。そうすればもっと自分を楽しめることができるでしょう。
タロットアドバイス 11/2
自分が力不足に感じても、今までやれてきたものが必ずあるはずです。それは誰にでもできることだったかもしれませんが、あなた自身はきちんとこなしてきたことを評価すべきです。内容やレベルよりも、そのことが大切です。今何かの援助がほしい人は、公的な制度の中に、あなたの役に立つものが眠っているかもしれませんので探してみてください。
タロットアドバイス 11/1
動けない人はゆっくり休めばいいですし、動ける人はしっかり活動していけば業績は上がります。疲れているのに無理して限界を超えようとしたり、逆に活気にあふれているのにじっと動かないでいることは自然に反します。自分の状況に応じていけば、自ずと流れに乗ることができるでしょう。
タロットアドバイス 10/31
「急がば回れ」という言葉が浮かびます。急ぎすぎて、あまりに直線的、急進的になっていないか点検してみてください。先に進みたくなっても少し立ち止まって、タイミング的に、もう一区切りつくまで待ってみてもよいでしょう。また一段高い見地をもって物事を判断しましょう。
