見えるものは・・・
昨日、カモワンタロット仲間で親しい京都在住のマルセタローさん(リンク参照)が、第二回京都すぴこんに出展されていたので、見学がてらすぴこんに行ってきました。
そこで、せっかく来たのだから・・・と、とある霊視家に自分のことを見てもらいました。「すぴこん」とは、「スピリチュアル・コンベンション」の略で、以前も説明しましたが、簡単にいえば“スピリチュアル・精神世界系のフリーマーケット、屋台イベント”みたいなものです。ヒーリングあり、前世などの透視あり、占いあり、パワーグッズあり、と様々なブースが出展しています。全国にもかなり広がっており、そこそこの有名都市ならば定期的に開催されるようになっています。あなたの町、あるいは近くにも、きっと「すぴこん」は来ていると思います。
えーと、話がそれましたが、さて、霊視の結果です。これがなかなか当たっていると申しますか、私の現状の問題を過去生やら、因縁的な解釈も加えながら、テキパキと即答されていたのには驚きました。信じる信じないは人によりますが、まあ、やはりこのようなイベントに来るという人物ならば、全部真実とはとれないまでも、「何か見えないものを語っているのではないか」と肯定的に思いながら鑑定を受けるものでしょう。こういう世界にまったく否定的な方は、そもそもすぴこんに足を運んたりはしないでしょうし。
私ももちろん完全に信じているものではありません。ただ、どうしても目に見えない、普通の人にはわからないものが見える能力の人間はやはり存在しているとは思いますし、その方たちの言葉を集めていきますと、おぼろげながら自分が過去、どのような人間であり、今なぜこのようなことに悩み、活動しているのかといった現状さえも、何も知らない時よりもクリアになっていくことがあるのです。「ああそういう見方もあるのか」と、非現実的に感じながらでもよいのです。ある角度から見たひとつの解釈なのだと、参考意見として分析のデータに入れておけば、また悩みや問題の突破口になるとも限りませんからね。
これは、ホログラフィーのたとえを用いればわかりやすいです。例えば、自分の過去生(輪廻転生があると仮定しての話になりますが)など普通はわかりませんが、何人かの能力者に見てもらうことで、ある共通項が出てくると思います。私の場合、よく言われるのは、昔、僧侶・坊さんであったとか、行者をやっていたとかで、だいたい「人の相談をしていた」と言われます。(今の職をする前にも同様なことを言われていましたから、必ずしも現在の職を聞いてからの影響を受けてではないとも思えます)
自分の過去のある実態があり、それを能力者たちは何のルートか、力によっているのかはわかりませんが(悪いものですと、狐狸の類もあるやもしれません)、まあ実態の一部をのぞき見できるのでしょう。体を見ることにたとえれば、ある人は頭だけ、ある人は手足だけ、ある人は胴体だけ・・・というふうにそれぞれ“部分的”に見えていて、最終的に総合してみると、あるひとつの人間の形が見えてくる・・・そんな感じです。つまり全体像(過去生の実態)を多数の光(能力者の霊視)が浮かび上がらせるホログラフィーの構造としてとらえるわけです。まあ、光がまったく見当違いの、地人のものとかを映していたら話にはならなくなってきますけども。。。(苦笑)。ともかく、似た部分、共通点みたいなものを意識していますと、なんとなく「自分はこういう傾向にはあったんだろうなぁ・・・」とはうっすらとですが、わかるとは思います。またその程度でいいのではないかとも、個人的には感じますね。だいたい最後には、怪しいかそうでないかは、自分の感覚、直観みたいなものから感じられるのではないでしょうか。。。最初に感じる素直な“自分の感覚”は大切にしたいですね。
ちなみにその霊視家によりますと、私はもうちょっとエネルギーを充填していったほうがよいようですし、やはり坊さん縁みたいなことはいわれました。でもなぜか西洋のものであるタロットをすることは否定されないんですね(否定されると困りますが・・・)。不思議なことに私だけではなく、カモワンタロットとお坊さん関係はいろいろと縁があるみたいで面白いです。