出会いのシチュエーションはその後にも影響する。
恋愛において、出会いの力を高めるセミナーや教えは世にたくさんあると思います。
そうして出会い力がUPして、恋愛対象の相手と出会っていく機会が増えていくことはとてもよいことですよね。
さて、ここでちょっと注目してほしいことがあります。
実は知り合ったその場所ときっかけが、その後の二人の関係を示唆することがあるのです。
極論すれば、二人の関係は出会った場所か、出会うきっかけで決まるということです。
まあ、言い換えれば二人の縁を取り持つものが、その後の二人の関係を暗示するというものでしょうか。
例えば出会いは飲み屋だった場合。
以後、お酒や食べ物、お店、外食などが二人のつきあいに何らかの形で登場してきます。
また職場で知り合ったというケース。
職場が良きにつけ、悪しき付け、二人の関係に影響を及ぼします。転勤や転職等で、その職場をどちらかが離れることになると関係に危機が生じやすくなります。結婚後も何かとその職場の影響が見え隠れします。
誰かの紹介で知り合った場合。
その紹介した人の仕事や性格、立場などが関係してきます。
旅先で出会ったというケース。
旅が核ですから、どちらかの新しい旅で別れることもありますし、二人が旅行をモチーフにした人生を楽しむことも考えられます。
趣味で知り合ったという関係。
当然趣味で盛り上がりますし、趣味的なことで二人の今後の生き方が決められることもあります。
その他、最初の二人の関係したシチュエーション(物理的・心理的)も、その後に響いてきます。
劇的だったのか、穏やかだったのか、肉体的・官能的だったのか、精神的・純粋であったかなどのことによって、それからのつきあい方、楽しみ方も同じような形で継続されがちになります。
場所と状況、二人それぞれの気分と引き合う同じ雰囲気、要望とが両者を引き寄せ、ある瞬間にタロットでいえば「恋人」カードのエロースの矢によって恋に陥るのだと想像できます。
その時の火花の記憶が、あとの二人の関係にもくすぶり続けるのでしょうし、興奮と刺激が去ろうとしている時に、再着火するかのように同じようなことを再現させるのでしょう。
だから、最初の出会いの影響があとにも続くのだと考えられるのです。
ということで、望む関係のためには、好ましい状況や場所を選択するのも大切なことになってくるのです。
出会う環境や状況は、大切なんですね。
わたしも、早く自分にあったパートナーと出会いたいです。
先生とパートナーさんとの出会いは、どんな環境だったんですか?
と、聞いて逃げます。
>たろさん
その時の職場の知人の紹介なので、やはり職場関係の影響は続きました。(笑)