今更ながら継続は力なり、タロット編

私はいわばタロットバカ(笑)みたいなところがあります。また、タロットの中でもマルセイユ版(特にカモワン版マルセイユタロット)にこだわり続けています。


人からは「ほかのタロットや技法をしないのですか?」と問われるのですが、いまだに一途にこればかりです。(^_^;)


ただおかげさまで、ひとつにこだわって継続しているおかげで、このタロットからのメッセージを受け取りやすくなりましたし、ほかのものへの応用も利くようになりました。


ちょうど、このタロットの並びでいえば、「斎王」「隠者」とたどって、ある日「神の家」のように爆発したようなものです。(本当の意味での爆発はまだまだですが) 専門も行き着けば普遍にたどり着くというような印象です。


私はあまり器用ではないので、どちらかといえばひとつのことに専門的に打ち込むほうが好きです。(ただ好奇心はたくさんあります) また前にも言いましたが、決して特殊能力があったり、天才タイプであったりするということはないので、ただコツコツとやっていくしか能のないところがありました。


でも私も人間です。何でもかでも地道に継続できるタチではありません。あきっぽいところもあります。楽したいと思う輩です。(苦笑)


そんな私が、なぜずっとタロットを続けてこられているのでしょうか?


一言で言えば、タロット(カモワン版マルセイユタロット)が大好きだからです。


仕事にするとか、有効に使うとか、そういうことは二の次でした。また、やり続けていくことで、確実に自分の変化と効果を実感できたからです。言い方を換えれば、タロットへの絶対的な信頼です。(ただし盲信ではありません)


タロット仲間や私のタロットの受講生の方でも、このタロットが好きな方はやはり長続きしていますし、自分でも気がつかないうちに、直観力が増したり、物事の整理がつきやすくなっていたりと、いい意味で以前とは異なる自分を感じています。


このタロットは使っているだけで、ある意識を目覚めさせる作用があります。最初はなかなかそのことがわかりにくいのですが、ある日、自分の中の眠っていた部分が覚醒しはじめていることに気がつくようになります。


対外的には自分の問題として表面化することがあるのですが、それも自分が抑圧していたヘドロのようなもので、その浚渫と浄化をタロットとともに行うようにもなります。


つまり、タロットを使うことは日常的に錬金術(形を変えていくプロセスという、心の意味での錬金術)を行っているに等しいといえるかもしれません。


それでも、続けられるかどうかは、タロットへの愛し方によりますし、価値を知ることの努力(感性だけではなく、知識面も含む)を継続していくことができるかにもよるでしょう。


それでも普通の人である(と自覚している)あなたこそが、タロットを続けることによって、特別へと変化していことも可能であり、そういった人たち(意識と魂の向上を目指す人)の目覚めに使われていた道具だとも考えられるのです。

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