「神の家」体験がタロット講座で起こるのです。
昨日は四国高松での、あるタロットクラスの最後の講義でした。
皆さん毎回の宿題や課題をこなし、みるみるうちにリーディングの実力をつけられていくのが手に取るようにわかり、こちらも刺激を受けることの連続でした。
そして最終日はいろいろとすごいことが起こりました。特に、ある方のライブによる自分リーディングの展開は、なかなか普通では味わえないものでした。
内容は受講者の個人的なことに関しますので控えますが、とにかく、ある人生の決断について、受講者全員が見守る中、その方がタロットを展開していったところ、ものすごい展開図が現れ、あまりにもぴったりで、これしかありえないという衝撃的な展開図に、一堂、まさにタロットの神秘と感動に包まれたのでした。
以前にも書きましたが、「震えが来る」感動です。
当のご本人はタロットを展開するまで、そのこと(問い・テーマ)に対して懐疑的なところやあるこだわりもあったのですが、それがいい意味で変化を及ぼすものとなりました。
ご本人のもともと持たれているすばらしい可能性が、これまである枠組でとらえられていたため、一定の範囲内で抑えられていたこともあったと感じます。
しかし、それがタロットを展開することで 、自分を客観視することができ、これまで学んできたタロットの象徴性から自らのブロックに気がつき、自分の良さをさらに拡大させる思考・解放・転換へと変わっていったのです。
もうこれを見せられたら、「そうしないわけにいはいかない」「ああ、こんな考えもできるのだ」という大転換です。
それは、衆目の中でタロットに一度ゆだねてみるという決断をされたことも大きいでしょう。真摯な態度には、それ相応の回答をタロットはもたらせてくれるのです。
この方に限らず、全員が全員、ライブのリーディング実習によって、まさにそのことにふさわしいカードが多重と多層の意味をもって、展開として現出していたことに気がつかれたことと思います。
さらにはタロットからの解決・示唆を得ることができることも実感されたでしょう。
このような体験が一度でもあると、タロットへの信頼感は確実なものとなります。それは裏を返せば、自分がタロットと向き合う気持ちの反映のようなものです。
また反対にタロットへの疑いや不安感を打ち消すかのように、恐るべきともいえる展開をタロットは時に見せつけてくれることもあります。
「これでどうだ!」といわんばかりのものです。
本格的なタロット講座を受講すると、ほとんど誰にでもこのようなことは一度は起こります。
そのメッセージ性と衝撃をどう受け止めるか。単なる偶然なのか、神(高次のもの)からの恩寵ととらえるか。
それによって、それからのタロットと自分の関わりは決まってくると言えるでしょう。
そして、このことを一枚で表すとすれば、まさに「神の家」体験となるのです。
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