「エムヴォレー」の名の由来

 タロットを学んだ仲間の方から「エムヴォレー」の名前の由来について、ご質問いただきましたので、よい機会だと思い、それについて少々ふれさせていただきます。
 HPトップのタイトルロゴを見てもらうとわかるのですが、「エムヴォレー」は「M」と「voler」に分かれています。つまり、「M」という文字に代表される様々なものが、「voler」するということを込めています。「voler」とは


フランス語で「飛ぶ」という意味なのですが、どうも調べてみますと、「泥棒」とか「盗む」という意味もあるらしく、これはまずいなぁ・・・って思いましたけど、まあ、いいやって開き直ってます。サッカー好きということもあり、「ボレー」という響きが好きなこともありましたので。とはいえ、その「ボレー」と「ヴォレー」はまた意味も表記も違うのですが。そういえば、「エムヴォマ」ていうカメルーン出身でフランス育ちの選手がいましたね。ガンバに来て、大阪のうどんが好きになり、試合では超絶スコーピオンシュートなど放っていました。ヴェルディやヴィッセルにも在籍した選手ですが・・・それはさておき、カモワンタロットの故郷はフランスのマルセイユで、だからこそのフランス語関係なのですが、こちらはフランスまで進出するつもりはないので、フランス語の意味の詳細や変な使い方は、まあ、いいか、ということにしておきます。。。ええかげんで、すみません。
 話がそれましたが、「M」というのは、ずばり私の名字の一文字でもあるのですが、それよりも、マルセイユ・タロットの奥底に流れる聖なる女性・女神崇拝、マグダラのマリアの「M」、mareの「海」としての「M」などの、マルセイユ・タロットにある秘教的なものの象徴としての意味を込めています。そうした「M」で表される「何か」を、大いなる智慧をもって、ヴォレ、飛ぶ、魂を飛翔させてほしいという意味合いが「エムヴォレー」には込められてあるのです。“とらわれからの解放”といってもいいでしょうか。さきほど、「voler」には「盗む」という意味もあって、アチャーなんて書きましたが、こじつけていえば、タロットに隠された、「いにしえの深い知識」の本質を、まるで「盗む」かのように自分の中に取り入れていくということも言えるかもしれません。
 それからもうひとついえば、「エムヴォレー」は六甲山のふもとにあります。だから山の「モン(フランス語)」の「M」や、神戸の海・マーレをイメージしての「M」も、これまた「M」として象徴できるわけです。まさに「M」だらけっていうお話ですね。実は水瓶座のマークにも「M」があり、今は水瓶座の時代などとも言われていて・・・って、もうええって。
 ところで、「マグダラのマリア」とは何者なのか、など、その他ヨーロッパの秘教についてふれたミステリー小説が昨年話題になりました。たぶんみなさん、名前はご存じの「ダ・ヴィンチ・コード」という本です。これをまずは読んでいただければ、ここに書いたことの意味が明らかになるかもしれません。しかしあの本、映画化も決定して、トム・ハンクス主演ってちょっとイメージちゃうなぁ。。。あ、それはまた映画ばなしで。

コメント

  1. Citron より:

    miyaokaさん、ご開業おめでとうございます。
    「M voler」の意味、いろいろな事が含まれていたのですね。
    miyaokaさんのMと、飛翔の意味でつけられたのかな~?
    と思ってましたが。
    「Voler」の、もうひとつの意味「盗む」という言葉は
    「いにしえの深い知識」を盗むかのように取り込む。。。と
    書いておられますが、他にも「悩める人へ、タロットを使って
    しあわせを呼びこむお手伝いをさせて頂いたことによって
    みずからも、しあわせのおすそわけを<頂く>。。。」
    という風にも、考えられるのもいいんじゃないでしょうか~?
    なんて、お節介でしたね、すみません。(笑)
    「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化、楽しみですよね~。
    主役は、ハンサムな男性だったはずなのに、トム・ハンクスかぁ~
    って思いますよね。相手役は、最初ソフィー・マルソーが有力候補
    だったのに、結局「アメリ」のオドレイ・トトゥに決まったん
    でしたっけ。これも私は個人的には、ソフィーの方が良かった
    ような。でも年齢的にもう苦しいか。。。(笑)

  2. miyaoka より:

    Citronさん、コメントありがとうございます。
    なにせこちらはフランス語ど素人のもんですから、適当につけてしまって。。。ちゃんとCitronさんみたいにフランス語を学ばれている方にお聞きすべきだったと反省しております。でもCitronさんの解釈で、気持ちがよくなりました。
    「ダ・ヴィンチ・コード」そうなんですよねぇ、トム・ハンクスのラングドン教授(余談ながらなんてベタな名前や!)配役もさることながら、ソフィー役はあの「アメリ」のトトゥさんなんですよねぇ。。。私もイメージ違います。ソフィー・マルソーの雰囲気は私も感じていましたが、おっしゃるように、彼女ではもう年が・・てなところでしょうか。それにしてもソニエールさんのダイイングメッセージとか、どうすんだろ...という妙なとこも気になりますが。(笑)

  3. やゆよ より:

    おじゃまいたします♪♪
    お名前の由来がちゃんとここにあって
    興味深く拝見いたしました~!
    やっとリンク完了しました。
    遅くなって申し訳ございません☆
    また遊びに参りますね(^^)

  4. miyaoka より:

    やゆよさん、いらっしゃいませ。リンクありがとうございました。やゆよさんの活動範囲は日本中どころか、世界中に広がりそうな勢いですね、またタロット修行ではお世話になります。

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