占いブースでのカモワンタロット

カモワンタロットをしているツテで、私が大阪の難波にできた「よしもと健康開運幸福百貨店」の店長となってしまいました。「フォルス 占い&ヒーリング」という店です。


オープンして一ヶ月経過しましたが、正直申しまして、「百貨店」という名前ほどには、まだお客様に認知されていないのではないかという印象です。まあ、百貨店とはいうものの、実際には「なんば花月」吉本新喜劇の劇場までの小さな通りという感じであり、往来のある通りの場所からは少し奥まっていますので、立て看板もない現在としては、仕方ない面はあるかなと思います。今後は、もっと広告・宣伝もしていかねばならないでしょう。またゲームセンターの隣ということもあつて、少々音は騒がしい部分もあります。
本来カモワンタロットは、クライアントの内面を静か見つめて、カウンセリング的に聴き入り、クライアントが自ら話し出す環境づくりも大切となってくるタロットなのですが、ここの環境は、むしろ「元気・活力・開運!」という雰囲気ですので、リーディングの仕方も少し異なってくる点があります。占いブースという形で出店されていることから、お客様は当然「当たるか当たらないか」ということに力点を置かれますし、恋人同士の「相性占い」など、カモワンタロットの動的展開法(これはクライアントのバランスの崩れや、問題をカードで現出させ、その解決をカードで示唆していくという方法なので、もともと個人の持っているある気質やタイプの判定にはなじまない技法です、質を見る別の方法はありますが)では読みにくい占いも求められてこられます。ですが、逆に人物の視線がともなったカードによるダイナミックな展開と、カードをクライアント自ら選び、問題解決を自分で行うことを積極的に促すカモワンタロットの独特の魅力や効力を、大阪・関西の人たちに伝えられたらとよいなという思いでもやっております。
クライアントの皆さん、あなた方の選んだカードは、あなた方個々人にとって、その問題において、特別な意味を持つカードたちです。展開されたカードをじっと見ているだけで、不思議な意識の状態が起こることさえあります。示唆されたことに納得された時、問題の現実における処理スピードは加速度を増します。それは、「自分の認識をとらえ、問題があれば、自らの力で選択・解決していけることができる」という実感を、カモワンタロットの展開方法の中で経験することができるからです。「自分が運命を切り開ける」と決意できれば、現実世界への働きかけ(つまりアクション・行動になります)も早くなるのです。そして、今まで思案して動けなかった日々より、転回していく実際が確実に出現してくるのです。
「タロットによって自分の事実を見つめ把握し、それを受け入れ、解決方法を自ら選択し、実行する」 そのサイクルの回転動力をサポートして、現実に働きかける意識を起こさせるのが、カモワンタロットの動的展開法です。現況が不安で、だから未来を恐れ、そのために占いで予測してもらうことのために、カモワンタロットのリーディングが行われるのではありません。不安の状況をタロットで直視してもらい、現実と向き合うことで不安である自分のことを認め、勇気をもって解決できる方法を自分で実行していく。そのことで、恐れていた未来を自らの力で変えていくという決意を持つ。このようなことの目的にカモワンタロットのリーディングがあるのです。
少々騒がしくて落ち着かないかもしれませんが、マルセイユタロットの神髄ともいえるカモワンタロットの興味深いリーディングを体験してみませんか? 「フォルス 占い&ヒーリング」ではカモワンタロットを使う人たちが多く出演されています。もちろん、気軽にカードを見に行く感覚でお越しくださっても結構です。ヒーリングテクニックのブースもありますから、心身の癒しを求められる方にも是非どうぞ。

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