お金のイメージ
タロットカードは大きくわけると「大アルカナ」と「小アルカナ」と呼ばれるカードに分類できます。
その小アルカナでも4つのエレメント(元素)にわけることができ、その中に一般的に「コイン」(エレメントでいうと「地・土」)と呼ばれる組があります。
まあ、カモワン版マルセイユタロットを使う方は私も含め、コインではなく「玉(たま)」と日本語で呼びますが。これは端的に言えばお金を意味します。
かつてタロットを習っていた時、先生がおっしゃいました。『「玉」をシール印刷して財布に貼れば金運があがるよ』と。それで私も実践したことがあります。
結局私の友人も含めてあまり効果はなかったみたいですが・・・それはお金の意識に問題があったからだとあとでわかりました。
ほとんどの日本人はお金に対するイメージを汚いものみたいな印象になるよう教育されています。これは一概に悪いことではないでしょう。
お金だけで動くような人物になるなという、心を重視した清い思想で、これがあるために日本はバブルという時期もありましたが、狂乱破壊せずに済んでいると思います。
ただ何事も行きすぎはいけません。
お金に対するイメージが悪いばかりに、お金へのネガティブな感情が芽生え、その思いがお金以外にも波及してしまうことがあります。同じ感情に似た要素を集めてしまうようなものです。
ですからお金へのイメージをノーマル化(悪い印象をぬぐっておくこと)しないまま、うかつにお金シールみたいなことをしても、逆効果になることもあります。
なぜならば潜在的なイメージが悪いままなので、お金を強く意識すればするほど、自動的にネガティブさを引き出しまうことになるからです。
結果的にお金が入るどころか、お金が逃げていく(汚いものならばあってほしくない意識になるのが当然です)ことにもなりかねません。
そうそう、先生を弁護するとしますと、先生は「お金のイメージを変えることが最初に必要」だと強調されていました。それができていてこそのシール効果だったわけです。(苦笑)
ちなみに、まだまだ私はお金のイメージを完全ノーマル化するには至っていないと思いますが、昔よりかはいけるかもしれません。
久しぶりにシールでも貼って見ましょうかねぇ...(笑)
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