タロットの普遍性とエネルギー。神や仏と呼ばれしもの。

タロットは西洋のものなのに、なぜかとても仏教(密教)的なところが入っています。


それには理由があると想像できますが、今は深くは解説しません。私はお坊さんでも宗教研究家でもありませんので。(笑)


それでも、タロットには洋の東西を問わず、古来からの神々や精霊を表すようなカードが存在します。


おそらくそれは神々と呼ばれるような存在が、ある特定のエネルギーを象徴しているからなのだと思います。


それがどの民族で見ても似たような形象を取るのではないでしょうか。天使が菩薩に見えるようなものであり、どちらも似たような「感覚」が昔の人は感じとれていたのでしょう。


タロットのよいところは、それが特定の宗教に関係せず、人々の元型(誰しもが思う基本的なパターンや形)意識を刺激することができるからではないでしょうか。


簡単にいえば普遍(どこでも通じる)的ということです。


さて、先述したある種のエネルギーとコンタクトすることができれば、そのエネルギーの力を自分に入れることができます。


戦いに勝つために毘沙門天に祈るみたいなことは、そのエネルギーを自分たちに注入する儀式でもあったのでしょう。


タロットでも同じようなことが瞑想によってできる可能性もあります。本格的ではなくても、特定のカードを色濃く扱うだけで、そのエネルギーが入る気配があります。


私は目的に応じて、自分のカラーをちょっと変えたるためにタロットを利用することもあります。同じようなことは、関西タロット研究会のチームでもされている方がいらっしゃいました。

ただ注意点はバランスをとるということでしょう。闇雲にエネルギーを入れると、逆にそれにふりまわされることにもなりかねないからです。

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